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【嗚呼、人生 vol.30】オーストラリアでの日本語の先生のアシスタント業務①

今回は、オーストラリアでの日本語の先生のアシスタント業務として具体的にどのようなことをしているかについて書いていきたいと思います。

主な役割は生徒と日本語での会話の練習をすることです。
生徒の多くは読むことは得意ですが、聞き取ることと話すことが苦手です。というのも過去2年間コロナの影響でずっとオンラインで学習しており、リスニングとスピーキングの練習を十分にすることができなかったためです。
ですが、生徒たちは来たる10月に口頭試験を控えています。なので、そこで日本語で応答することができるようになるために会話の練習をしています。

内容は、家族についてや趣味について学校生活についてや将来の計画などですが、特に大事になってくるのが日本語の勉強と日本文化についてです。練習している質問の中には、「日本語を勉強してよかったことはなんですか?」や、「日本語を勉強してあなたに一番影響を与えたことはなんでしたか?」などの高度な質問もあります。これらの質問に日本語だけで回答するのは難しいこともあるため、生徒が英語で答えたことを日本語に訳してノートに書いてもらうなどして試験対策をしています。

今学期はあと1週間で終わりますが、主な業務は上記したことです。
私は大学在学中に日本語教員養成プログラムを修了していますが、ここではあくまでアシスタントなので先生のように教壇に立って日本語を教えることはできませんが、チュートリアルの時間にわからない文法事項などを聞いて個別に解説することはできるので、たまにそのようにすることもあります。

今回は一対一のチュートリアルでしていることについて書きました。次回は授業中に何をするか、また授業外にしていることについて書いていきたいと思います。

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