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【最終回?】いきなりデートを使っていて経歴や職業を詐称された話とか(4人目~7人目)

「彼女いない歴=年齢」に加えてデートすら一度もない自分がそろそろ三十路に差し掛かるということで中年魔法使いの危機を感じて恋活を始めてみたという話の第四弾。

最近では「東カレ」「dine」「バチェラーデート」「いきなりデート」などすぐデートできる系のマッチングアプリや「今日から恋人」「OZEN」などいきなり恋人から始まる系のアプリもあることを知り、これらを駆使すれば友人ほぼゼロ、異性ともまともに話したことない自分にも余裕で彼女ができるよねと思って始めました。

どういうシステムなのかというと、運営が勝手にデートの設定をしてくれるので指定の時間に指定の場所に行くという感じになっています。相手の顔は一切不明だし、事前のやり取りもほとんどできないので本当に初対面でデートするという感じで、ほぼお見合いといっても差支えないでしょう。メリットとしては自分のように顔やスタイルに自信が無い人でも一定時間は異性と会話できるので経験値が上がっていくといったところでしょうか。

前回までは以下のマガジンでまとめています。今回は特に書くことが無かったので一気に4人紹介しています。

4人目: 学歴詐称系女子

学歴詐称。タイトルの通りです。同じ大学だったので期待していたのですが、返ってきた返事が「まぁ近い大学なので大丈夫です」とのこと。どのあたりが大丈夫なのだろうか。ついでに言っておくと近い大学とか無いから。

まあそこは大人だから華麗にスルーします。ところが話を聞いてみると職業も詐称しているようで「まぁそんな感じのところ」と言われました。結構凝った昼飯を作るのが趣味とかの話もあったので、これニートなんじゃなかなと。こうなってくると年齢すら怪しくなってきます。ちゃんと昼飯を奢った自分を褒めてあげたい。

というか女性側が経歴詐称するメリットって何なんでしょう。あと詐称するなら最後まで嘘をつき通してほしい。後日そのユーザーは退会していたので誰かが通報したのか嘘がバレる前に自主退会したのかは神のみぞ知るといったところです。

5人目: P活系女子

うーん。まぁ本人がP活してたと言ったわけではないので断定するのはアレなのですが、愛人やってたけど年齢的なことを考えて今は真剣に付き合える人を探してるとか言ってたし、職業の割に高そうなモノ身につけてたので、とりあえずP活に近い事をやってたのかなと自分は認識しました。

良し悪しは人によりけりだと思うけど、今はP活を目的にしているわけではなさそうだったので自分的には大して気にしなくて、むしろ生活力あるな―と思うくらいでした。ただP活で女性を支援している天上の方々と比べられるとどう考えても見劣りするうえ、話を聞いてると彼氏に未練があるようで落とすのはベリーハードモードだし、パートナーとして見た場合でも自分的に極めて高リスク案件でちょっとなーと思いました。

美人だったのでとりあえずLine交換はしました。

6人目: 副業系女子

自分の事業をちゃんと説明して誰がどう見たって副業じゃないのに、最後まで副業とか言い張った女です。頭硬すぎる。あと今現在は完全なニートなのに前職を登録したままにしているので職業を詐称された形になります。楽に稼げる仕事を探している、という話題以外関心が無いようでした。

普通に2件目行く?と自分から提案するくらいその時は何も感じませんでしたが、後になって思い返すと自分の事業を「副業」と言われたのは無性に腹が立ちます。いったい人の話の何を聞いているのだろうか。

ひょっとするとプロフィールに個人事業と入れてるのを見て社会経験だとかアドバイスをもらおうとかで来ていたのかもしれません。というか4人目くらいからプロフィールに「個人事業」と入れてるのですが、明らかにマッチングの質が落ちている気が...

7人目: 起業系女子

まぁ6人目よりは普通の人でした。が、結局会社を辞めたいとか独立したいとか言う話がメインになったのでこの人もそうなのかと。例によって話しているときは別に何とも思わないので親身になって普通にコンサルっぽいことをするわけですよ。もちろん無料で。相手もそれなりに満足してもらえたと思っています。

でも後で振り返ってみると、僕は貴重な時間を使って、相手の昼食代を払ったうえで、さらにアドバイスをしているという事実は愕然とするものがあります。いったい自分は何をやっているのだろうかと。どう考えても時間とお金の無駄であり、正直疲れました。

これで事業を立ち上げて成功するということであれば僕もアドバイスした甲斐があるわけなのですが、9割くらいの人は口で言うだけで実行しないし、実行しても失敗するとすぐ諦めて再チャレンジしない上、ほぼ人の話を聞かないのでアドバイスするだけ無駄なんですよね。まぁ対面で聞かれればちゃんと考えて答えますが...

というかそういう人から離れたくてマッチングアプリ使ってるのに、結果的にそういう人が集まってきてしまっているところに人生の無常さを感じます。

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一人目から総括してみると、今までマッチした人はほぼ20代後半なのですが例外なく婚活目的で使ってました。「恋人」とかではなく「結婚」です。なので普通に収入とか安定性、勤勉さ、将来性、結婚相手としての相性を見てきます。

一方で自分みたいな得体の知れない個人事業主は性格以外の面で結婚相手としては最悪です。にも関わらずそれなりにデートが成立していたのは、普段全く会うことが無い人の話を聞いてみたいとか社会経験とかいう軽い気持ちで来ているのだと考えました。そう考えてみると個人事業と明記した4人目以降、結構思いあたるふしがあります。

これをチャンスと取るかどうかは人によりけりだと思いますが、男性側は恋人作る目的で来てるのに女性側が最初から異性として見てないということだといくら努力しても進展する可能性はかなり低いように感じます。異性として意識されていないというのは明確なマイナススタートであり、残念ながらこれを即時覆せるほどの収入/トーク力/顔/スタイルは持っていません。

そうなると会う回数を重ねるしかないのですが、ほぼ異性として認識していない相手のために相手は何回会ってくれるのでしょうか。おそらくほぼゼロでしょう。そして異性として認識されるために何十回会う必要があるのでしょうか。自分は諦めました。

ただマイナスばかりかというとそうでもなく、会話や話題の振り方を学べたという点ではすごく良い経験になりました。実際、同性の知人に対する対応も変化し、また知人からのウケも良くなった気がして成長を実感しました。Tinderとかでメッセを送ったときも返信率が目に見えて高くなったということもあり、コミュ力を高めるには絶好の機会といえるでしょう。

ネックなのはやはり恋活が目的の人や個人事業主との相性があまり良くない点でしょう。女性が有料となっているこのアプリでは女性の見る目がシビアになるのは仕方が無いことなのかもしれません。プロフィールに「個人事業」と入れていたのはマッチの精度を上げ会ったときの期待値調整を意図してのことだったのですが、裏目に出た形です。

とはいえ「個人事業」をプロフィールから除外すると会ったときにガッカリされやはり無駄な時間となってしまうなというのを1回目〜3回目で学んだので、単純に除外するだけではダメでしょう。とりあえず希望するマッチ年齢をもうちょっと若くして婚活女子が入らないようにしたうえで、プロフィールから「個人事業」を除外する方針で考えてます。

ただ11月後半あたりから「いきなりデート」のマッチ率は急激に落ちており、ほぼ全日程でデートできると入力しているにもかかわらず3週間くらいマッチしていません。加えて希望するマッチ年齢も大きく絞るとなると、もはやマッチは絶望的な気がします。この辺りが潮時なんだろうなと感じました。新しく課金したばっかりだったのに...

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というわけで「いきなりデート」編はおそらく今回で最終回になります(新しいマッチがあれば追記するかもしれません)。乗り換え先のアプリを探している最中なので、レビューしてみてほしいアプリとかがあればコメントとかTwitterでDMをいただければと思います。

使ってみたいマッチングアプリがあるけど実際のところどうなの?とか思ってる人はぜひコッソリ教えてください!

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