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誰かの役に立ちたい?○○し過ぎていませんか?

昔、昔、


こんな言葉を聞いたことがあります。


「オレンジページの女」

オレンジページというのは、

お料理の雑誌です。


今から○10年前……


あの頃は、今のように、
ネットが普及している時代ではなく、


オレンジページはお料理するには
頼もしい存在でした。


好きな男性のために、
オレンジページを買って料理をする。

こんな若い女性が
多かったのかもしれません。


わたしも、愛読していました^^;



そうした中で、

男性側から見て、
いつもいつもオレンジページを見て料理を
作ってくれる女性を皮肉って

「オレンジページの女」


と言っていたのを見てしまったのです。


正直、こんなふうに思う男性もいるんだ・・・・・・


と驚きました。


でも、今ならわかります。



そう!


『○○し過ぎの女性』を皮肉った言葉だったのだな。


と。

あなたもつい、やってしまっていませんか?

尽くし過ぎる行為。


やりたくてやっているわ。
だって、彼の役に立ちたいの。

そういう女性は、いいと思います。


でも・・・・・・


男性は、本能的に

「愛されるより、愛したい生き物」

なのです。

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どちらかというと、男性は、

愛する女性に愛を受け取って欲しいと思っているのです。


たとえ、一方的になっても、
わたしの方が彼を愛したい!!


そう思えるのであれば、いいと思うのです。

ですが、


愛されたい
大切にしてもらいたい

そう望むのであれば、


尽くしすぎてはだめ。

追いかけては、だめです。


どうしてかというと、
男性は、追いかけると逃げてしまいます。


たとえ、逃げなくても、

男性は尽くされると、
「彼女は、放っておいても安心。」
と、あぐらをかいてしまいます……。


クライアントさんでもいらっしゃいます。


結婚して、ご主人の体調を気遣うあまり、
食材や、手の込んだ料理で尽くしてきたのに、

当のご主人は、そのことになんの思いもなく、
外食で、カロリーの高いものばかりを食べて、
健康診断に引っかかる……。


「わたしのやっていることって何なのでしょう……。」


彼女は、そう言っていました。


こんな方もいらっしゃいました。


ご主人が病気になって、
塩分を控えてくださいと、病院で言われたそうです。


それから、塩分控えめの料理を
頑張ってされたTさん……。


けれど、ご主人は、「(味が薄くて)美味しくない。」
と文句ばかり。


挙句の果てに、ご主人は、
自分で買ってきた惣菜を隠れて食べていた……。

Tさんは、それでも頑張り続けました。


けれど、頑張っても、頑張っても、
ご主人にはその思いは届かなかったのです……。


身体のことは、
いくら周りが頑張っても、
ご本人が気づかないと、改善することが難しいのです……。


尽くしても、尽くしても、
ご主人にとっては、

「余計なお世話」

と、なることもあるでしょう……。


尽くすことは、ある程度はいいかもしれません。


けれど、

自分を失うくらい尽くして、
ボロボロになって、それを相手が、

「余計なお世話」

と思っていたとしたら……?

最後に傷つくのは、貴女だと思うのです。


わたしも、『オレンジページの女』をしていたことがあります。


20代の頃……


頑張って、頑張って。

尽くすことが、女性の役割だと思っていました。


女性が頑張って尽くす……


そんなメッセージは、
昭和のあの頃の女性が無意識のうちに
受け取っていたものだと思います。


尽くさなくても愛される。

尽くさなくてもそのままでいい。

尽くさなくても、あなたは価値がある。


そう、

大丈夫。

あなたは、そのままで価値がある。


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