なんかいいなと思ったドイツ語表現11 すずめの戸締まり
結構有名な話ですが、ドイツの家のドアって開けるのにコツがいるんですよね。ドアノブらしきものはびくともしない。鍵を挿し込んで、カチャって手応えがあるまで回して、そのまま引く。回しながら引くというかなんというか。鍵がドアノブの役割をするため、ある意味オートロック、鍵を閉じ込めてしまうと締め出されてしまいます。鍵はマジで注意ですねー。
-Kein Problem! Bei uns geht's locker zu.
-平気!うち放任主義ですから
es geht ... zu「〜という様子である、そういうものだ」
コトバンクにいい例文が。
-So geht es nun einmal in der Welt zu.
-世の中とはそうしたものだ
nun einmalは「そういうものだからしかたない」的な意味があります。
-Du bist nun mal ein Junge.
-男の子だもんね
-Du bist meine Heldin!
-しんから助かったわー!
Held/Heldin「英雄」
-Das ist ja wohl ein schlechter Scherz, oder?
-それ全然笑えんちゃけど
心態詞のja+wohlで語気を強めている感じでしょうか。wohlだけは本当にわからない。
-Darum geht es mir doch überhaupt nicht!
-そげな話はしとらんわ!
-Na, wie wär's? Darf ich Gesellschaft leisten?
-なあ鈴芽 うちもここで一緒に食べたらいけん?
(jdm) Gesellschaft leisten「お供する、ご一緒する」。独検の参考書で見た気が。
-Keine Ahnung, warum. Aber ich hab das Gefühl, was du tust, ist von großer Bedeutung.
-でもなんでやろうな あんたはなんか大事なことをしよるような気がするんよ
-Ich mein' generell!
-一般論!
meinenで「一般的な話をしてるの」っていう感じか。
-„Was gibt's?“, na, jede Menge.
-「どうした」じゃないよ
jede Menge「たくさん、十分」 もういいから!みたいな感じですかね〜
-Das trifft sich gut!
-ああちょうどよかった
(非人称) trifft sich「偶然合う、起こる」
-Sag mal, du meintest gestern, dieser Stuhl ist ein Andenken an deine Mutter.
-この椅子は君のお母さんの形見なのか?
meinen便利ですね。「〜みたいなこと言ってたよね」的な。das Andenken「思い出の品」
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