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お客様との会話

私たちの仕事はお客さまのまつげや眉毛のデザインをさせていただくこと。
ただ単に技術をご提供しているだけではなく、その先にあるお客さまの幸せをつくることが本当の目的です。


その結果として素顔の自分が好きになって自信を持っていただけたり、目元が綺麗だねって褒められて笑顔が増えたり、鏡を見るのが楽しみになってメイクや髪型にもこだわってみたり、ほんの小さな変化から沢山のハッピーをつくることができる、そんなお手伝いをさせていただいています。

私も月に何度かお客さまをご担当させていただいています。

皆さま私が独立したときからのお付き合いの方ばかり、毎月お会いするので友達以上の深い関係性を築かせていただいています。


今日はそんな10年以上のお付き合いをさせていただいているお客さまの話。


そのお客さまとは毎回プライベートな話や、起きたことや感じたこと、経営についてなど色々相談することも多く、深—い話をさせていただいています。お客様には気づかれていないと思いますが、心が癒されて涙が溢れてきてしまうこともしばしば、実は泣きながら施術することもあったりします。

その方はシングルマザーでお子さんが3人、皆さん今では自立されていますが、仕事と子育てを一生懸命両立されてきた方。そして女性なのにボクシングジムの経営、会長をされていて、試合のタイトルマッチでもセコンドをされたりと見た目とても女性らしい方なのに中身がたくましくて素敵な方で。


最近では海外から日本で初めての超低温冷却サウナ「クライオセラピー」を上陸させたりと、経営者として人としても圧倒的な行動力と決断力をもってらっしゃり尊敬してやみません。

先日の会話で心に残っているのが、「本物を見抜く目」
海外から見ると日本はこんな風に見えるそう。

日本人は値段に左右されて物事を決めてしまう。だから本物に出会うことも知ることもできない人が多い。
本物を見抜くことが本質でそこにはお金がかかる、値段よりも本物かどうかを重視して物事を見ていかなければ本物を見抜く目は養われていかない。
そして実績を積み上げてきて永く愛されていることが唯一、本物の証拠。


私がヴィーナスラッシュに通い続けたいと思うのは、ヴィーナスラッシュが本物だからなのよ。

嬉しい一言でした。
実際にはまだまだ課題が山積みで毎日反省の日々ですが、今年で15年目を迎えられたのもこのように思っていただけるお客さまあってのことだな、と心から感謝でいっぱいになりました。

よく周りの方からまだ施術に入っているの?と言われますが
サロンに行かなければ見えないことや聞こえないことってたくさんあって、それはスタッフの様子だったりサロンの状態だったり。そしてお客さまから厳しいお声もいただきます。
前線にいなければ見ることも聞くこともできなくなってしまうと思っていますので、目が見えなくなるまでは頑張って続けていこうと思っています。


あらためてビジネスは人と人との繋がりがあって、メリットだけではない嬉しいことや感動があるからこそ永く続けていけるのだと思います。
ついついやり方にばかり目が行ってしまいがち、もちろんそれもとても大事なのですが心に残るストーリーをたくさんつくっていきたい、と思いました。

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