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最近読んだ本

この本は問題提起に徹していて、結びの部分で理想論的な解決策らしきことを語って終わる、というようなことをしていないので、読後にもやもやが残る。何も考えない感想としては「じゃあどうしろっていうのよ」が本音だった。だって、どうしても反逆はかっこいいのだ。確かに私は天邪鬼なのは認めるけれど、「他の人とは違う自分」に人生1度も魅かれない人なんて、いるだろうか?どうしたって、その魅力には逆らえないのだ。できるのはせいぜい、「このマイナー嗜好は誰かの金儲けのタネになっていないか?反逆心のために不当な出費をさせられていないか?」常に自問自答をすること、そして、時には誰かの金儲けになっていたとしても、片目をつぶって小銭を渡すことぐらいに思える。

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