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キングオブコント2023がめっちゃ面白かったことを言語化して留めておくための記事(⑥ゼンモンキー-最後まで)

Tverで見逃し配信が終わっても、M-1の放送日がクリスマスイブに決まっても、まだまだキングオブコントの余韻に浸っています。
年末は立て続けにお笑い賞レースがあるし、年始も寄席番組が一杯で、エンタメ的には10月から1月までは「お笑い」って季節。
春夏秋冬(笑)。

4つも季節あるなんて草。
夏暑くて冬寒いのウケる。

半月経ってもやっぱり面白かったなーって思う。
個々の個性が輝いててさ…。良かったなぁ。
自分が頑張っているわけでもないのに、面白いネタを見たら謎の達成感を感じる。あまりにコスパが良く、あまりに質の低い達成感。
こんなことで出るドーパミンも通常の10倍くらい希釈されたような質の悪い快楽物質であることでしょう。

けどやっぱりお笑いはやめられない。
M-1の準々決勝進出者も発表される頃合いなので、そろそろkocに一区切りつけなければと思い書き始めました。
ゼンモンキーからです。



⑥ゼンモンキー

面白かったーーー。
素人ながら語弊を恐れずに言うと、めっちゃ綺麗なコントだなーって思った。
ツギクルでみたテントのネタも好きだった。
荻野さんのキャラクターと言葉選び(「恋は盲目とはこのことだぜ…」とか)が凄い好きだった。
20代なのか…。最近同年代の人がめっちゃ活躍してて、もしかしたら今の時期が自分の一番脂がのってる時期なんじゃないかって思って焦ってます。
個人的に刺激を得られます!

⑦隣人

すっっっっっんごい好きだった。
最初観たときはボケが少ない?と思ってしまったけどよくよく考えたら「チンパンジーに落語を教える」っていう設定自体がめっちゃデカいボケだったから、それを土台に行われる4分間のネタは全部ボケみたいなもんだった。
チンパンジーが本気の笑い方するところが凄い好き。オチもオシャレでうわーーーいいもんみたなあってとても思った。大好き。

このネタ以降隣人のネタの虜になりました。
この前隣人目当てに初めて無限大ホール行ってきました。
漫才だった。めっちゃ笑った。多分M-1でやるんだろうなー。
決勝で観たい!!!

マルコポロリで言ってたけど、二本目もチンパンジーのネタだったらしい。
チンパンジーが逃げた後のネタを披露する予定だったみたい。
絶対面白いじゃん…。予選で二本目が大爆発してたみたいな話も散見されたので、このネタを見ることが私の当面の夢です。

⑧ファイヤーサンダー

面白かったなー!!!
ファイヤーサンダー(適当な名前)のネタはバラシがまず気持ちいいし、そのあとのボケも全部面白くてすごいなあって思う。
ツギクルでやったときもめっちゃ面白くて、他のコンビももちろん面白かったけど特に印象に残ったくらい大好きなネタ。
また見れて嬉しかったし、前見たときよりも磨きがかかっていた気がした。

余談ですが、私の父親はこのネタを見て見事すぎて思わず拍手をしてしまったらしい。楽しくテレビ見てるなあ。余談終わり。

⑨サルゴリラ

面白かったな―――!!!
児玉さんのキャラが個性的だったけどすぐ呑み込めたのは演技力のおかげなのかな?
文字に起こしても面白いだろうけど、児玉さんの演技力のおかげで三倍くらい面白さがパワーアップしている気がする。
「秋のメキシコ」と「座布団がパソコンケースになっている」のが好きだった。パソコンケースを叩き落とす赤羽さんの技術よ。

あとオチで赤羽さんがキレている顔しつつ暗転したとき「好きっっっっっ!!!!」ってなった。
なんというか、あのコントの終わりの最適解という感じがして大好きだった。
全体通して赤羽さんの表情の変化が見てて楽しかったな。

⑩ラブレターズ

面白かった!!!
タイトルがオシャレすぎるぜ。

日常に存在しうる隣人トラブルという題材をもとに、徐々に過激にカオスになっていく様子が見ていてすげえ楽しかった。
楽しい地獄。塚本さんの立場だったらとんでもなく辛いだろうなって思ってたら、彼も「娘さんを僕に下さい」とか言い始めて結果全員ねじが一本外れてたことがわかるのもよかったなあ。
義母と隣人に挟まれて強制的に外されてしまったのかもしれないけど。
適応するために自らリミッターを解除した可能性はある。

あとサンバイザーと洋服だけでおば様化することのできる溜口さんがキレイな顔をしていることに気づいたのも収穫の一つかもしれない。


ここまでがファーストステージの感想。
毎年全組おもしれーって思って見ているけど、今年は特にその思いが強かった気がする。おもしれええええええええ!!!!!!!!!みたいな。

ファイナルステージ

ファイナルステージも全組めっちゃ面白かったですね。
野田さんが言っていたように「面白さのインフレ」が起きてますねこりゃ。
凄い時代に生まれてきたわ。

①ニッポンの社長

すごい面白かった。
体の中から臓器を黙々と出していくケツに対して感じていた違和感を「出しすぎちゃう?」の一言で一気に昇華させる凄さみたいなのを感じた。辻さんの言い方も凄い好きでした。

医師免許を賞状で持っている、っていうくだりでめっちゃ笑ったのでそもそもカードタイプの医師免許はないってことをXのポストで知って驚いた。
無知で初めて得をした。

終わり方もちょっとだけゾッとなるようなオチで大好物でした。
結局なんだったんだあれ。


②カゲヤマ

めっちゃ好きだし驚いたコント。
私が初めてカゲヤマさんのネタを見たのがM-1の敗者復活のときで、初見であのキモさを喰らい圧倒された。
その次に観たのが神保町の寄席にゲスト出演してたときで、そのときもキモめなコントをしてて、ゾクゾクしながら楽しんだのを覚えている。
そして三回目に観たのがKOCの一本目のコントで、打率10割の爆笑とキモさを味わってきたので、正直カゲヤマはキモさが強みの芸人さんなんだと思っていた。
だけどこのコントをみて印象が変わった。
キモイのも出来るし、会話劇も出来る幅広い芸人さんだったんだ!!!

いったん題材がうんちってことは置いておきましょう。

特別激しい動きもせず、会話が成り立たない不条理感で一貫して物語が進んでいって、俗っぽい言い方かもしれないけど映画を観ているような感覚だった。
であの終わり方!!!!!!!

カメラワークが神。
「それは僕のじゃないです…」からどんどんカメラが引かれていって、徐々に暗転して終わりって超絶技巧すぎますよ。
カメラマンさんがアドリブでやっていたら凄いなー。
3人目のカゲヤマですよ。もう。

③サルゴリラ

魚と魚によるとても素晴らしい魚でした。
キングオブコントという3076匹の魚群のリーダーになった凄い魚。
一本目の時も書いたけど児玉さんの演技力という魚にとても脂がのっていて、三谷幸喜が魚拓にしたことも納得の演技魚だった。
あと赤羽さんの表情が凄かったんです!!!右の魚、左の魚どちらを見ても面白くて凄かった。
44歳の魚が高校球児魚を演じていることに違和感を感じなかったのも凄かった。
ご家族のことをお魚と呼ぶのも魚的にお魚でした。



面白かったーーー。

以上が素人なりの感想文です。
2020年からお笑いの日としてイベント化してくれたおかげで、半日もお笑い漬けの時間を過ごせてとても幸せです。
今年は全組大好きだった分、2本目も見たかった…っていう組がとても多かったので来年は準決勝の会場に足を運びたいなーーって思います。

次はM-1だーーーー!
こっちも準決勝会場で観てみたいんだよなー。
ダメ元で申し込んでみよう!





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