進捗の実感が欲しい日々を過ごす
こんにちは、ひやまです。
岩手県の紫波町で絵を描いたり、地域情報などを発信しています。
これまでのあらすじですが、12月に推しアイドルグループからメンバーが全員卒業することになり、私自身は日課の4コマ漫画徳川くんをほぼ休載みたいな形にして、推しのファンアートをたくさん描くことにしました。
したのですが…
ファンアートを描くにあたって、今のままの絵柄だと何か違うなと思うようになりました。現在の絵柄はかなりコミカルになっています。それはそれでいいのですが、何か推しの尊さや繊細さをもっと表現したいなと思うようになりました。
そこで、以下の二つに取り組むことにしました。
①花の絵を描くこと。
②自分が「繊細で尊い!」と思う絵柄のイラストを模写・練習すること。
①については、過去に推しが卒業した際の始まりのファンアートがお花を背負っており、それが非常に良いと言われたことや、自分なりのファンアートとしてやっぱり女の子にお花を添えたいなという思いでした。
ただ、これまでお花をまじまじと見て描いた経験が少なく、これは実物が必要だと思ったので、知り合いのお花屋さんに相談しました。お彼岸と被ってしまいちょっと準備に時間が必要だそうなので、とりあえずそこを待ちます。また、これまでも桜の写真とかお花の写真もちょこちょこ撮影したのですが、いざ絵の見本にしようとすると非常に見づらく、なぜかなと思っていました。先日図書館の司書さんに「お花の絵を描きたいので、参考になりそうなものが載っていそうな本を探してほしい」とお願いしたところ、持ってきていただいたのは図鑑などではなく、絵本でした。確かに図鑑の写真と見比べてみると、一回人の目を通して描かれたものは、すごく見やすいことに驚きました。写真を参考にするのが難しいのは、背景や光の写真など、必要以上の情報も精彩に記録されているからなのかも知れません。実際に見たときなんかも、遠近や目の焦点で意識的に対象物だけを見ることが出来るので、お花の絵の練習には実物かイラストを参考にした方がよさそうだと思いました。
②については、「絵をうまくなるためにいつかはやったほうがいいと思い込んでいること(実際にはどうだかわかりませんが)」の一つで、やっぱり人の絵柄(の良いところ)を取り入れるには自分で描いてみなくちゃわかんないよね~ということで、いつかはやろうと思ってやらなかったことをついにやるときだと思ったわけです。つまり「この人の絵柄で推しが描けたら尊いやろな~」ということですね。
ですが、実際にやってみるとこれもなかなか難しい。絵柄というのは、その人なりのものの描き方(例えば人体の描き方で目が大きめになるとか、まつげを描き込むとか頭蓋骨の形とか)の他に、ペンツールの模索も含まれます。普段はミリペンのような強弱のでないペンツールで描いているのですが、今練習している絵柄は少女漫画みたいに、繊細な線を描くために鉛筆ツールを、頬の赤らみを表現するために水彩ツールを…など、本当に知らなかった世界の扉を開いているような、長い長いイラストレーターとしての道のりを突き付けられているような、そんな気持ちで取り組んでいます。
そうこうしているうちに、ファン有志の方からお声かけいただき、推しグループのファンアート投稿ハッシュタグを投稿することになりました。
これまで描いたのもありましたが、早く新しいのを描きたいなあと思いつつも前述のような下準備を行っていたところ、次々に投稿されるみなさんのファンアート。正直ちょっと焦っています💦
そんなこんなで
練習が終わるまではファンアートを描けない…という完璧主義なわけではないのですが、どこかで修行パートを挟まないと強くなれないのも少年漫画の常。なかなか新作を描けず進捗が思うように進まない中、毎日何かしら前に進んでいることを実感するためにゲームを始めました。
ゲームボーイアドバンス「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」です。こういう見下ろし型のアクションゲームをあまりやったことが無く、興味があったのですよね~。毎日10分でも20分でも、次の節に進んだ区切りごとでちょっとずつプレイしています。
というのは、大人になってから集中してプレイする体力が無くなっていまして、今回もソフトを中古屋で買ってきたはいいものの、なんらかの覚悟をしないと全然手を付けないところでした。
ただ、ゲームというものはやったぶんだけ努力が報われるのが本質だと思っていて、だとすれば毎日の進捗を感じるためにはぴったりのわけです。また、毎日10分でもやるということは「継続」ということですよね。ですから、なんらかの継続した習慣を作るためにも良いのではないかと思いました。つまり精神衛生のためにゲームを始めたというわけです。こんなの初めて。
いろいろ取り組んでいますが、それらが実となり、ちゃんと成果として推しやみなさんに報告出来ればいいなと思っています。
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