モナークメソッドのケトル
新しいモノを買うときには、できるだけ長く使用するイメージを持ちながら、購入するようにしている。買ったはいいけど、気に入らなくて何度も別の商品を買いなおしたくはない。その分、物を決めるまでの時間が恐ろしくかかる。
家ではキャンプ用に購入したsnowpeakのケトルを使ってる。湯沸かしはもちろん、ストーブの上に乗っけたり、花に水を上げたり、重宝している。もちろんキャンプにも毎回持ってく。
これでドリップしていたのだが、いかんせん注ぎ口がコーヒー用ではないので湯量調節が難しい。コーヒー専用のケトルがいつか欲しいなとは思いながらも、必要ないのでは?とか、買うならどんなものがいいかな、とか悩んでたら1年くらい経過していた。
調べていて、まず欲しくなったのが「kalita 700c 銅ポット」
佇まいが気に入った。
将来のキッチンに置いた場合を想像したときに似合うかなと。
◯気になる点
・値段が高い
・持ち手が熱くなりそう
・銅は外だけ、中はメッキ
銅は身近でありながら、よくわからない金属である。
厚生労働省が定める基準では、メッキ処理を施さなければならないことになっているが、後の研究で緑青は人体に影響がないことがわかっている。改正せずにその法律だけ残っていると言うこと。何故改正しない。
中々に踏ん切りが付かず、メルカリで安く出品されているのを狙ったり、Googleで「コーヒー ケトル」で検索する日々。
そんな中、画像検索して出会ったのがモナークメソッド。取っ手がない形がとってもスマートに見えて、これだ!と思った。
ケトル本体にはレザーが巻いてあって、経年変化が楽しめそう。直火には掛けられないけどsnowpeakケトルとの差別化が図れて、むしろ良いのでは?
よし、これにしよう。やっと決まった。人生のケトル。
と、決めたまではいいのだけど、このケトルは日本ではほぼ取り扱って無くて、カナダにある会社の公式サイトから直接取り寄せるしかないようだ。海外通販恐怖症の自分には少し難しい。なんとか日本で買えないか模索(取り扱っていると噂されるお店に連絡等(全て無視される))してみたけど、結局直接取り寄せるしかない。
公式サイトによると価格は149$、日本までの送料は29$。合わせて179$。20,000円くらい。まぁそんなもんだろうか。ただ関税とかがかかる場合がある?んですよね?
そこが怖い。メールでのやりとりが、半分自動だろうけど「hey!」とか「Thank you!」とか、だいぶフランクだな。英語での取引、怖いので友人に頼んでもらった。感謝。
ケトルがカナダから届くまで、約3週間かかった。結局総額は19,999JPYだった。早速開封。
段ボールが面白い形をしている。海外製っぽさが出てるなぁ。日本製だったら絶対四角だろう。わりとコンパクト。
開けてみるとここも海外製が垣間見える雑さ。ビニールそのまま。
注意描きが書いてあった。もちろん、読めないのでグーグル翻訳で。
まぁ、なんとなくわかる。
実際、使ってみた。写真からは伝わらないけれど割と重く、作りも相まって重厚感のある印象。レザーもかなり厚い。注ぎ口もシャープで、本体に持ち手がないので湯量を簡単に調節できる。使い方はこれで合っているのかは不明だけど。使わずに置いてあっても絵になる。イイ。
◯少し気になる点
・ケトルの外径が思ったより大きく掴みにくい
個人的な理由だけど、自分は手が小さいので掴んでいるのに少し苦労する。女性だと、なお辛いかな。
・ケトル内の水滴除去
ほっといたままだと錆びてしまうかな。どうしようかな。
でもそんなの気にならないな。うん。レザーに味が出てきて、緑青が出たら掃除して。
キャンプにも持って行って、たくさん傷つけながら使っていこう。
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