翔んで埼玉を観て
「くっだらねえ」って鼻で笑える器量
隣県自慢はどこでもあるんだろう。僕は関西の出身だ。地元の具体的な府県は言わないが、確かに分からなくもない。大阪というトップを筆頭に、京都兵庫滋賀奈良和歌山とそれぞれの序列がじみーにあり、同位に居ると思われる所同士がいがみ合っているような気がする。
舞台は埼玉であり、千葉であり、東京である。そこを取り巻く北関東、神奈川もちょっとだけ出る。たぶん関東も東京を筆頭に、動かぬ2番手の神奈川。そして3番手争いに、埼玉と千葉がいるのだろう。
ファミリーマート、赤城乳業、ファッションセンターしまむら 「飛び抜けたものはないが、全てがほどほどにある」魅力
どの出身地の人間であったとしても抱えるであろう隣県との自慢し合いを傍から見ていて「くっだらねぇ」って鼻で笑える作品だった。
これまでは「くっだらねぇ」って鼻で笑って済んでたことが、近頃特にネットで本気で怒ってしまう人が増えたように思う。その人たちがいわゆる炎上のガソリンになってしまっている。
昔に比べると「地元愛」やら「生真面目さ」が強く、大きくなっているのか。はたまた「器量」「度量」が狭く、小さくなっているからなのだろうか。若者にあたる僕が言うのもなんだが、後者のような気がしている。
鼻で笑いたい方、埼玉県民、千葉県民あたりは是非。
よろしければサポートお願いします。 いただいたサポートは旅行記の資金に使わせていただきます。