アリー/ スター誕生を観て
感覚はひとそれぞれ
「これ知らんとかお前人生の半分は損してるぞ」って言われたこと無いですか?趣味の話とか食べ物の話でよく言われることがあるかなと思うんだが、僕は特に趣味の話で言われることが多い。食べ物は好き嫌いが無いんでね笑
正直「半分損してる」とか言われて「じゃあ試してみるか」と幾度かチャレンジし、取り組んでみたことはあったが、そんなにのめりこむことは全くなかった。たぶん人生の半分も損していることはないのだろう。自分がのめりこんでいることとはいえ、他人から見ればそう大事なことではない。確かに僕ものめりこんでいるもの、楽しんでいるものがある。でも、他人に強要することはできないや。自分はとっても楽しく感じていても、他人に響くことなんてほとんどない。それを「面白い」と思う感覚は十人十色で、自分が楽しければそれでいい。
この作品を観る前「アカデミー賞確実!」とかいう評判を聞いていたので、結構期待して映画館に行った。まさか、レディー・ガガがこんなに演技が上手いと思わなくて驚いたし、ブラッドリー・クーパーがこんなに歌が上手いとは思わなかった。そこは分かる。分かるんだけどストーリーはこれが良いんだろうか?その疑問がずっと抜けなかった。
これがアカデミー賞にふさわしいのであれば、僕の感覚というものは世間といくばくか、ズレているんだろう。それでもいいや、人に感覚まで強要したりされたりするのは性分じゃない。
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