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【長崎ヴェルカ】新ヘッドコーチ招聘

新HCにモーディ・マオール氏の招聘がリリースされました。(6/17)

Welcome to NAGASAKI VELCA!!!

噂はずっとあり、まだかまだかと楽しみにしていた方も多くいただろう。
昨シーズンまで、NBL(オーストラリア)のNew Zealand Breakersで2シーズン指揮をとっていた。
そんな新しい指揮官を過去の動画や記事から、今シーズンから長崎でどのような活躍てくれるのか考察していこう。

最初の噂が出た時からおそらくこの噂は間違いないと思っていた。
理由は彼が昨シーズン指揮をとったNew Zealand Breakersのゲームの動画を観たとき

ファイブアウトのバスケでモーディ・マオール自身が冷静ながら闘争心に満ち溢れたHCだったからだ。

オフェンスは上記のようにファイブアウトのポジションからのペイントアタック、そこからのコーナースリー、ファウルドローからのフリースローが大半を占め、現代バスケのスタイルを好むのがわかる。
この点が伊藤GMの目指すスタイルとマッチしたのだろう。
昨シーズンまでのヴェルカのスタイルとの違いとしては、ディフェンスからオフェンスへの切り替えで若干スピードに欠ける点かもしれない。
この点はNew Zealand Breakersの選手のタイプで要因だったのかもしれない。ヴェルカではファイブアウトのバスケットにスピードの要素を掛け合わせたエキサイティングなバスケットで魅了してくれることを期待したい。

モーディ・マオールHCの印象は

選手よりも負けず嫌いで熱い。バスケットに関しては細かく、規律を重んじる印象だ。選手とのコミュニケーションも大事にしており、ベンチに戻ってくる場面やコートへ送り出す際も声をかけているシーンは多く見られる。選手やスタッフとともにチームの一体感を大事にする雰囲気が動画からも伝わった。モーディ・マオールHCなら日本のバスケ、文化に早く順応しそうだ。
そして、彼の特徴としては緻密でありながら闘争心に溢れた人物であるという点だ。これも選手たちに指示する姿やレフェリーとコミュニケーションをとる姿から想像できる。文化圏的に欧米のHCは感情表現も日本人のそれに比べ激しいのだが、彼は特にバスケットに対するパッションが激しい。このモーディ・マオールのパッションがヴェルカに新たなカルチャー築いてくれることを期待している。

不安要素(?)

今の時点では不安といっていいのかわからないのだが、ディフェンスの面でどのようなスタイルで臨むのか明確に想像できないのだ。選手の前所属クラブとは選手の特徴も違い、ましてや海外の動画からの情報では判断材料が少ない。動画から想像できる点として、1on1のディフェンスをベースにスイッチを多用するスタイルを好むのかもしれないということ。前所属クラブの昨シーズンを観ているとディフェンスはあまりシスマティックでなく、一人ひとりが1on1で守り、ピックに対してはスイッチし、ディフェンスローテーションで守るスタイルであった。ディフェンスに関してはヴェルカのディフェンスほどのハードさ、アグレッシブさは感じられなかった。
モーディ・マオールHCがどのようなディフェンススタイルを起用するのか注目していきたい。
(ディフェンスに関してはモーディ・マオールHCではなく、アシスタントHCが担当する可能性が高い気がする。そう考えるとアシスタントACは昨シーズンのヴェルカのディフェンススタイルを継続・アップデートできる人物を起用するかもしれない)

伊藤GMの苦悩

苦悩と書いたがきっと苦悩はしていないだろう。しかし、モーディ・マオールHCのバスケットにフィットする選手、既に今シーズン契約した選手とマッチできる選手を選び契約までもっていくのは簡単ではない。
だが、オフの期間から新HCとコミュニケーションをとりながら、新チームの人選を図っているというコメントもあった。
ファン・ブースターはやきもきしながらも、伊藤GMとモーディ・マオール新HCを信じて見守りたい。

今シーズン途中から千葉ジェツに復帰したクリストファー・スミスが所属したBrisbsne Bulletsとのゲーム(NBL24 Round20-ハイライト&フルゲーム)

おまけ
NBL23 Championship Series Game5
JB(ジャレル・ブラントリー)と昨シーズン途中から千葉ジェッツに加入したゼイビア・クックスが所属していたSydney Kingsとのゲーム(Full )


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