ZN8 GR86 23000㎞を液体パッキン除去無しで走った結果・・・。ストレーナーにはどれだけのカスが溜まっているのか衝撃の結果を開示!
昨日のZN6 86に引き続き本日はZN8 GR86ネタです。
液体パッキンのカスが詰まってエンジンブローするって話は
以前のnoteにも書きましたが、それは実際にブローしたエンジンや
比較的距離の浅いエンジンのオイルパンを外した状態の話でした。
今回は23000㎞と言う、初期型のZN8に乗っている人には
絶妙な感じの距離となるエンジンから
オイルパンを外す機会があったのでその結果を開示して行きます・・・
っが、正直、あまり気持ちの良い内容ではありません。
正常性バイアスにて、自分のGR86は大丈夫だと思う人は
この記事は見ない方が良いと思います。
不安を煽ってオイルパン剥がしの仕事を取りたいんだろっ!
って思う人もこの記事は見ないでください。
実際問題、この作業、掛かる手間や時間の割に請求できる工賃は安く
我々ビークルフィールドとしてはあまり請けたくない作業になります。
新たに塗布した液体パッキンが乾く間を待って居ると
リフトを占有する時間も長く、入庫車が次から次に入る時期に
この作業を行ってしまうと、作業の回転率も下ります。
この作業が行いたいから結果を開示するわけでもありません。
でも、このまま距離が進めば
間違いなくFA24エンジンのストレーナーは
オイルを吸う事が出来なくなります。
折角買ったGR86にエンジンブローを経験することなく乗り続ける為
知っておきたい情報だ!と思う方、是非、お読みください。
今回我々ビークルフィールドに入庫したこのGR86は2022年2月登録ですので
ZN8としてはアプライドAと言うモデルになります。
走行距離は23675㎞
中古のノーマル車両を購入したオーナーからの依頼でした。
まずはエキマニを外しまして
オイルパンを外して行くのですが
この時点でハミ出した液体パッキンの量が半端では無く・・・。
どう見たって塗り過ぎです・・・。
画像は外側部分をある程度剥がした後ではありますが
内側へのはみ出し具合、ヤバいです。
そして、エンジンの振動に2万キロ強 晒された
ハミ出し液体パッキンは徐々に引きちぎれてオイルパンに溜まります。
それを吸い上げたストレーナーの内部は・・・。
GR86オーナーであれば目を背けたくなるような現実。
見る覚悟のある方のみ、お進みください。