粗悪事故修復歴車にはご注意を!特にFD3Sでフロント周りを適当に直されているとVマウント等が装着できません・・・。純正交換タイプのインテークパイプでさえ装着出来ないRX-7は〇〇オートで売られていた個体でした。
その昔
FD3S RX-7に持ち込みにて
Rマジックのインテークパイプを装着して欲しい!
と言う車両が入庫しました。
取説を見るまでもなく、付くようにしか付かないだろう・・・
と作業を始めましたが、一向に装着出来ません。
上のジョイントを繋ぐと下のジョイントが手前に来すぎて
下のジョイントを先に繋げるとエンジンにガチ当たりします。
悩みに悩んだ挙句、Rマジックさんに電話すると
「それ車体が歪んでますね。」
即答でした。
いやね、さすがにインテークパイプが装着出来ないほどの
車体の歪なんてあるっ?って思いました。
っでオーナーさんに事情を説明すると
「装着出来ない物はしょうがないので・・・」
という事で諦めて頂きましたが
まあバンパーもボンネットもそれなりに装着されているので
Rマジックさんの方が制作時の治具の経年劣化等で
パイプの向きがおかしいんじゃない?って推測のまま時間が経ちました。
その後、このFD3SオーナーがエンジンをOHするついでに
シングルタービンにてVマウント化したい!
と言い出しまして・・・。
実際、その頃には過去にRマジック製のインテークパイプが
装着出来なかった件は忘れていまして
作業に必要な部位がバラされて行きました。
一旦はエンジンを降ろして空っぽになったエンジンルームへ
OHされたエンジンが戻り
いざVマウントを組み上げようと仮組すると・・・
んっ?
なんかおかしくない・・・?
色々な物をまっすぐ付けているはずなのに
離れて見ると傾いているように思えるだけでなく
実際に色々な物が干渉します。
ここで思い出す訳です、Rマジックさんの一言を。
「それ車体が歪んでますね。」
はい、この個体、車体が歪んでます。
しかもバンパーやボンネット、フェンダーはそれっぽく装着出来る様に
装着部位は辻褄が合わせてあるのですが
そのすべてのしわ寄せが、とある一部に集中させてあったんです。
愛知県内の皆さんであれば、一度は聞いたことがあると思われる
こちらのお店で購入した、このFD3S RX-7。
御多分に漏れず、粗悪修復歴車両だったんです。
どこがどんな事になっていたのかは有料ページにて開示して行きます。