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ZC33S スイフトスポーツでクラッチペダルが戻って来ない・・・。それ、もしかしたらアレが原因かも!? ドリフト系ショップが多用しがちなアレのせいでブレーキまで逝かれる事例が。

本日もnoteは先週末にお店のHP内のBLOGで書いた、この記事の最後

この写真の原因を追究していった際に分かった衝撃の事実をお伝えします。

入庫時から色々とトラブルに見舞われたZC33S スイフトスポーツは
我々ビークルフィールドにてタービン交換のTarget250を施工する為
HKS製キャタライザーへの交換
HKSインタークーラーへの交換

そしてOS製強化クラッチへの交換を地元のショップにて行ったそうです。

その後、弊社に持ち込まれてタービン交換を進めて行ったのですが
BLOGでも取り上げているように
キャタライザーを止める際に使用するように指定されている

ステーがなかったり

取り外したであろうリザーブタンクを装着する際
恐らくねじを斜めに入れて締めこんでしまい
そのままメネジ側のナットがプラスチック内で空回り・・・。
リザーブタンクが外せない状況になっていました。

他にも

ホースクランプがしっかり定位置に居なかったが故に
抜けたホースでトラブったりと
結構散々な作業ミスをヤリ散らかしてくれていた訳です。

やっとの事でタービン交換とECUセッティングが終わり
ようやく納車出来ると思った矢先、今度はクラッチペダルが

戻って来ないと言うトラブル発生・・・。

クラッチも同じショップで組み込まれているので
作業ミスの臭いがプンプンしますが

まずはクラッチマスター側の点検と言う事で

油路のホースを抜きますが、クラッチフルードが出てこない・・・。

クラッチペダルはもちろんタルンタルンで油圧の油の字もなく
踏んだら行った切り戻って来る気配は一切ありません。

気になるのは

ブレーキ&クラッチフルード兼用のリザーブタンク内が
上と下でフルード分離している件。

種類の違うフルードが混ざってる!?
比重の重いフルードが下に行き
優先的にブレーキやクラッチマスターに供給されていますが・・・。

兎に角、油圧が掛からないのはマスターに何かがあるという事で
クラッチマスターシリンダーを外して診ると・・・

こっこれは!?

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