どうしてうつ病に?
これまで日記のように、うつ病の症状や心の動きを書いてきましたが、
今回改めて、うつ病になってしまった理由を振り返り、まとめてみようと思います。
HSP気質で神経がすり減ってしまったから
新卒で1社目に勤めた会社は、コロナの影響もあってほぼオンライン。
そのため、満員電車に乗るストレスや勤務中に他人の気配や気持ちを気にする必要がなく、
その点においてはとても助かっていました。
一方で、早くも転職して新しく始めた仕事はオフィス勤務が必須。
慣れない電車通勤に、一日中人の気配のある中での業務が重なって、はじめは適応障害で突然戻してしまい何も食べられない日が数日続きました。
だんだん慣れて体調も回復し、仕事がスムーズに進められるようになった矢先、
無意識のうちに上司に気を遣いすぎていて神経がすり減り、自分というものがなくなって、精神的につらい状態になりました。
自己肯定感が低かったから
小さい時から自己肯定感が低く、褒められても素直に喜べなかったり、
努力してなにか大きいことを成し遂げても、もっとすごい人がいるし、と他人と比較してしまったりなど、
自分を認めることができないでいました。
前職時は特にそれが顕著に出ていて、
その日のうちにやるように言われていたことをやり遂げてもそこであがらず、
また明日になれば新しい業務が増えるから、後で大変にならないようにしようと、その日に終わらせなくてもいい仕事を、残業としてこなしていました。
結果として組織の業務は進み、いい影響は出ていたけれど、私の心身はボロボロで、いつの間にか体重が減り、涙が止まらない、眠れないという状態に。
今まで自分を痛めつけてきたことが積もり積もってしまったから
小さい頃は、習い事のバレエと勉強、中学高校は、バレエと部活と勉強、大学は家事とボランティアと勉強の両立を確実にやってきました。
休みの日もあまり休みという概念がなく、旅行に行っても移動時間や他の人が寝ている間に勉強は欠かしませんでした。
常に生産性のあることをしていないと気がすまないタイプで、そしてやっていることは完璧にこなさないと自分が許せなくて、
常にすべてをしっかりするために生きていたといっても過言ではありません。
今になれば、体が疲れたら寝る時間ではなくても横になってもいいし、休みの時間や休みの日はすべてを忘れて「今ココ」に集中すればいいと思えるのですが、
うつ病になるまでその概念を受け入れられず、
仕事を余裕を持って進めるためには、始業前もお昼休みも就業時間後も休日も仕事をしなければ!!!!
という気持ちで必死に働いていました。
それが結果的に私を精神的に身体的に追い込み、うつ病という形で現れてしまったのだと思います。
うつ病になってしまったけれど
うつ病になり、職を失ったこと自体は精神的にも金銭的にもどん底で、とても辛いです。
ですが、社会人1年目のこのタイミングでうつになって結局は良かったと、元気になってきた今では思います。
今までずっと止まることを知らずに動き続けてきた自分を見つめ直し、
痛めつけてきた自分を癒やし、
HSP気質とうまく向き合いながら、自分の生きやすい環境で幸せに生きていくための出発点になったと感じているから。
組織に入ってしまうと、自分をすぐ見失う。
他人を優先しすぎてしまう。
そのことを身を持って実感したから、そうしなくてもいい環境に身をおいて人生を楽しんでいく。
そのことを大切に日々を過ごしていきたいです。
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