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"【蒸し野菜】を使って、タルト生地を作る" というアイデアを思いついてから、色々なことが動いたー食べたらお腹にもたれるものっていう、タルトの概念が変わったり、レシピ本出版をお声かけ頂くきっかけになったりー。そんなことを思い返しながら、この秋の始まりには「蒸し里芋」でタルトを。
「○○は~して下処理する」みたいな”料理の基本”を、私は知らないことが多い。というより、知らないようにしているのかもー常識に縛られないからこその柔軟性のお陰で、未知のものに出会えている感覚があって、その一つがこの【乾燥わかめ】。(左は水戻ししたもの、右は水戻しせず蒸したもの)
こちらの記事でも書いていたように、いつの間にか「蒸し料理(低温蒸し)」に夢中になっていた私。 当時から、蒸し料理を追求し続けて、思ってもみなかった蒸し料理の魅力や、活用アイデアを紐解いてくると、 ついには「蒸し料理研究家」と名乗るようにまでなりました。 今までよりもはるかに多くの方々に、私のアイデアを見て頂いたり、実際に取り入れて頂いて色々な嬉しい実体験を伺うようになった今、 「蒸し料理」の可能性を感じていると同時に、その魅力をさらに多くの方にお届けしたい、という気持
蒸し野菜を活用したレシピを数多く作っている私ですが、 野菜だけでなく、乾燥豆にも"蒸す"調理法が活用できると知ってから 新しい扉を開けることができた気がしています…! もう蒸し豆は買わない この方法を見つけて、 意外と簡単に蒸し豆は作れる、ということに気づけたことは、とても衝撃的でした。 まずは を用意して、作っていきます。 ①蒸す準備最初に、フライパンに水と 蒸しプレートを入れます。 蒸しプレートの上に蒸したい豆を入れて蓋をしたら 強めの弱火で(沸騰するか
これが私の料理の基本です。 "蒸し野菜"と聞くと、ドレッシングやディップソースをつけて食べるだけの レパートリーのないものととらわれてしまうかもしれないですが、 それで終わらない蒸し料理の魅力があって、 そんな魅力を私は大切にしたいと思っています。 可愛らしい小ぶりのかぼちゃ実家から送られてきたミニかぼちゃ。 一気に秋らしい雰囲気が漂って、 嬉しいような寂しいような そんな気持ちを抱きながら、かぼちゃで何かを作ることに。 グラタンのように手の込んだものもたまにはいい
「グリンピースが苦手」 そういう感想を色んな人から聞いたことがあって…。 今まであまり意識はしてこなかったものの、よくよく考えたらそこまで好んでグリンピースを食べていなかった自分もいました。 そんな私が、初夏のこの時期に毎日のようにグリンピースを食べているのは そのものが美味しいグリンピースに出会えたからかもしれません。 自然の甘み 去年初めて出会った自然栽培のグリンピース。 農薬も化学肥料も動物性堆肥も使わずに育てられた、グリンピースは 多くの人が苦手と感じ
2020年ごろからレシピ発信を始めてかれこれ今年で4年目に。 当初はヴィーガンになりたてで、 「ヴィーガンってこんなに美味しくて簡単で最高!」 みたいな気持ちが強かった私は、 それを前面に出すような発信をしていました。 時を経るごとに移り変わる価値観そんな私が大学を卒業し、社会人になってうつ病になって 休職して退職して無職になってフリーターになってフリーランスになって... 数年の間に色々なことがあって、色々な気付きがあった私。 そんな中で 私に必要で、周りの
私のレシピを見てくださっている方はお気づきかと思いますが、今まで100以上のピーナッツバターレシピを考案してきました。(インスタ) 今回は私がピーナッツバターに出会ってからそうなるまでに至った理由についてまとめようと思います◎ ピーナッツバターとの出会い私がピーナッツバターに出会ったのは2020年、ヴィーガンになった頃。 正確には小さい頃から存在は知っていたけれど、「ピーナッツバター=砂糖と油たっぷりの不健康なもの」と思っていました。 そのイメージを覆せたのが最近のこ
私が1年ほど前から習慣にしている「蒸し野菜料理」づくり。 野菜の低温蒸しに出会ってからは、そのおいしさや手軽さにすっかり魅了されて、毎日のように何かしら野菜を蒸して食べています。 朝ごはんを食べている間に作り置きご飯の時間にすぐ食べられるようにいつも作り置きをしておくので、 タッパーからお皿におかずを盛り付けるだけで朝・昼・晩の3度の食事は完成。 朝は白湯を飲むためにお湯を沸かした流れで、フライパンの1/3ぐらいに水を入れて、蒸し器を置いて、野菜をなるべくまるごと置い