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ベガルタ仙台2021選手名鑑 後編

noteを開いて頂きありがとうございます。今回は前回に引き続き「ベガルタ仙台2021選手名鑑」の後編をお送りします。もし、前編をご覧になっていない方がいましたら、是非そちらもよろしくお願い致します。

今回は後編として、MFとFWの紹介となります。

※今回は選手名が多数出てきたため、後ろに「選手」とつけておりません。また、今回は新たな試みとして、ですます調ではなく、言い切りの形にしているため少し偉そうに見えるかもしれませんが、無論そんなことはなく、選手に対しては最大の敬意をもっております。読みづらいかもしれませんが、何卒ご容赦ください。

ベガルタ仙台2021選手名鑑

MF

秋山 陽介 2

今年から仙台にやってきた爽やかイケメン。利き足は左足。永戸(鹿島アントラーズ)と顔が似てると感じるのは私だけだろうか。名古屋ではあまり出場機会が無かったが、ポテンシャルは感じる(出場機会に恵まれなかったポテンシャルの秘めた選手を覚醒させるのはベガルタ仙台の専売特許です)。ポスト永戸の枠にスポット収まってくれるとチームとしては助かる(去年は結局固定できなかったもんね)。期待大。そういう意味では、この選手も今シーズンのキーマンと言えるかもしれない。

上原 力也 6

磐田から期限付き加入の実力者。なんで仙台に来た??最初はマジで迷子だと思った。個人的に今年1番驚いた移籍。ヤットさんが移籍してきたとはいえ、磐田はなぜこの選手を使わないのか。山本康裕と遠藤がいるから?だったら3人ボランチに並べるだろ(訳の分からないことを言ってすみません。直訳すると「仙台に来てくれてありがとう」です)。J1でも充分やれる選手。できれば来年完全移籍で遊びに来て欲しい。キャンプの動画を見る限りだと、カメラに映るのはあまり好きではないらしい。割とガチトーンで撮られるの拒否してた。それはそれでちょっと面白い。できれば松下と2人で全試合ボランチでフル稼働してもらいたい。でも、期待通りの活躍をして来年磐田に戻りそう。磐田が来年もJ2なら、来年まではいてくれるかな。でも、仙台に完全移籍で遊びに来る未来は見えないんだよなぁ。

関口 訓充 7

かつてのやんちゃな姿は何処へやら、仙台を引っ張るベテラン。今年のキャンプは吉野選手と仲良くやってるっぽい。山口からのオファーを断り仙台に残留。そもそも山口が、関口を悩ませるようなほどの額のオファーを提示したことに驚き。仙台の年俸が低いのか、山口の年俸が高いのかわからないが、横浜のバンディエラ、佐藤謙介を獲っているあたり、かなり高待遇のオファーを提示されたんだろうとは感じる。まぁもちろんお金じゃないところで悩んだこともあるんだろうけれども(監督ナベさんだしね)、山口すごいな。それは置いといて、この選手も歳を重ねるごとにパフォーマンスが上がっている気がする。ほんとに35歳なのかってくらい走る。マジで走る。走行距離は常にチームで上位にいる。できればもう数年はスタメンで頑張っていただきたい。両サイドが関口・真瀬だったら、湘南以外に走力で負ける気がしない。

松下 佳貴 8

消えた天才に出てきそうな選手。ガチの天才。仙台の8番は変態縛りでもあるのだろうか(歴代の8番調べたけど、庄司、松下、ロペスetc…と本当に豪華だった。まぁ私の中の8番は野沢拓也だけなんですけれども)。怪我さえなければ代表に呼ばれてもおかしくないレベルの技術の持ち主。この選手が1年通して試合に出るか出ないかでチームの順位は大きく変わってくるだろう。ただ、フリーキックやコーナーキックはあまり蹴らない(それは別もんなのかな)。なお、キャンプでは真瀬選手と仲良くやっている。まぁとりあえず怪我なく出てくれ、頼む。今年活躍したら来年は川崎とかに移籍かな。嫌だけどちょっと見てみたい気持ちもある。

イサック クエンカ 9

youはなぜ今年もベガルタに?第3号。神戸に移籍するものと勝手に思ってた。改めて言うまでもないスーパーな選手。とにかく技術のレベルが1人だけ違う。やはりバルサ出身の選手ってことはある。昨年の仙台で、1人で違いを作れた数少ない選手だった。怪我の影響で半年間試合に出ることなく、チームが泥沼の状況のときに復帰。攻撃において1人で気を吐いていた。この選手が戻ってきてから、どうにか攻撃の形が作れるようになった。キャンプで別メニュー調整のときが見受けられるので、少し心配な部分もあるが、1年間通して活躍してもらいたい。今年活躍したら、来年こそ神戸に移籍だろうなぁ。まぁとりあえず来年は仙台にいない気がする。だからこそ置き土産で「優勝」を残していってくれ。

石原 崇兆 14

昨年、なぜかLSBを務めたドリブラー。SBになると攻撃に厚みが出るものの、やはり守備に難があり、あまり上手くいった印象はない。やはり高い位置で仕掛けられる状況を作ってあげることがこの選手を生かす最大の手段だと思う。ドリブルと走力が特徴ではあるものの、あまり1年を通して試合に出ることがないので、特徴わかりきってない部分がある。松本仕込みの走力もあるだろうから、関口以上に走り回ってほしい。覚醒に期待。

富田 晋伍 17

怪我から復帰の仙台の重鎮。昨年は怪我の影響で出場なくシーズン終了。この選手がいれば、チームはあと2つ3つ上の順位にいたのではないかと感じる。年齢のこともあり、パフォーマンスが向上しているわけではないが、ボール奪取能力は健在で、中盤の底にいてくれると安心感が段違いである。ただ、足元の技術はそこそこのため、渡邊監督時代のサッカーだと少し怖さがあったのも否めない。3-5-2のワンボランチのときに、中央でボールを受けると悲鳴が聞こえたのは私だけだろうか(まぁ取られても自分で取り返すんだけどね)。そういう意味では、手倉森監督の4-2-3-1のボランチの一角を担ってくれると攻守に良い循環ができるのではないかと思う。試合勘の問題はあるが、今年こそ頑張っていただきたい。

中原 彰吾 18

なかなか殻の破れない印象の強い選手。足元の技術はピカイチなものの、いかんせん判断が遅い。相手のプレッシャーが少ない後半に投入されると、精度の高いパスをバシバシ通すのだが、それが評価されてスタートから出ると、相手のプレッシャーを真に受けて、ボールを前に運べずにベンチに戻るというループをずっと繰り返している気がする。じゃあ毎回スーパーサブとして後半から出すかと言われると、それもまた違う気がする。(ボランチのスーパーサブってなによ)。確かな技術があるだけに、かかる期待は大きい。今年こそぜひとも覚醒していただきたい。

加藤 千尋 26

流通経済大から加入のルーキー。昨年あった不祥事に近い時期に発表されたため、こんなことがあったのに仙台を選んでくれてありがとうと心から喜んだ記憶がある。プレーについてはあまり存じ上げていないが、両足遜色なく蹴れるというのは大きな武器である。大卒ルーキーということもあって期待値が高い。曺監督仕込みの鬼ハードワークを見せてほしい。

佐々木 匠 28

ベガルタ仙台ユースの最高傑作。J2クラブを渡り歩き、満を持して仙台に復帰するも期待通りの活躍はできず。技術に疑いは無いのだが、何が足りないのだろうか。年齢的にも一皮向けてもらいたい時期である。この選手の適正ポゼッションは果たしてどこなのだろうか。トップ下なのかサイドなのか、まぁサイドだと相手を抜き切るほどの馬力は無いので、やはりトップ下なのか。個人的にはボランチをやってみても面白のではないかと思っている。ただ、ボランチをやるにはもう少し強度の高い守備ができないと厳しくなってくる。チームの問題なのか個人の問題なのか、何とも言えないが、あと1歩といったような感じである。今年こそ覚醒してもらいたい。

田中 渉 30

個人的に1番期待している選手。何かすごく大きなポテンシャルを感じる。昨季はちょこちょこ試合に出ることはあったものの、主力とは言い難い立ち位置であった。ただ、去年のどっかの試合で途中出場して、中盤の組み立ての中心になっていた姿を見て、今後にすごい期待を抱いたのを覚えている。怖がらずにボールを持つことができるし、左足の精度も高いのでそのうち化けるのではないかと個人的には思っている。仙台では希少なパサーなので、ぜひとも覚醒してもらいたい。

氣田 亮真 32

長崎から新加入のドリブラー。手倉森監督が引っ張ってきた愛弟子。あまりJ2には詳しくないのでこの選手についても存じ上げていなかったが、SNS上での長崎サポの方や仙台サポの方の反応見る限り期待値は高い。開幕戦・第2節が広島・川崎で、おそらく守勢に回る時間が長くなるため、守備のことを考えてこの選手のスタメン起用というのは充分に考えられる(クエンカも別メニュー調整だしね)。昨季はテーマ「魅了する」を掲げ、今期は「衝撃を与える」というテーマを掲げている。ぜひともJリーグ全体に衝撃を与えるようなプレーを見せてもらいたい。(でも、そうすると来年仙台からいなくなっちゃうんだよなぁ)。とりあえず期待大。

FW

赤﨑 秀平 11

昨季仙台に加入したストライカー。なぜか新体制発表会でチャントを歌ってた。覚醒しそうで覚醒せずに仙台に辿り着いた選手。そして、木山体制の3トップの恩恵を1番受けなかった選手。怪我などもあり、本人としてもなかなか厳しいシーズンとなった。できれば2トップの一角を担わせてあげたかった。やはりポストプレイヤーではなく、シュート技術に特徴を持った選手なので、なるべくゴール前までボールを運んであげられないと、この選手を生かすのは難しいのではないか。今シーズンも1トップでいくとなると、なかなか難しい部分も出てくると考えられる。良さを引き出せたら10点ぐらい取ってくれそうな選手なので、どうにか頑張ってほしい。

皆川 佑介 19

元日本代表の巨人。長沢(大分トリニータ)ほどではないが、この選手もなかなかでかい。広島時代に代表に選ばれたことはなんとなく記憶に残っていたが、いつの間にやら横浜FCにいて時の流れを感じる。タイプ的には長沢と似たような選手で、明確なターゲットとなれる選手である。1トップになるか2トップになるか分からないが、昨季の長沢のように10点ぐらい取ってもらいたい。憧れの選手は佐藤寿人。是非とも佐藤寿人のような得点感覚を持ってほしい。どの所属チームでも途中出場が多く、2桁得点を記録したのも2018シーズンのロアッソ熊本時代(J2)のみで、なかなか覚醒しきれてない印象がある。ここらでぜひとも覚醒していただきたい。

マルティノス 20

キュラソー代表のドリブラー。今シーズンのオフにおいて仙台サポが1番驚いたであろう移籍。昨シーズンなんだかんだで浦和で試合に出ていて、それなりに結果を出していただけに加入というのは少し驚きだった。まぁおそらく右サイドが主戦場になるであろうが、蜂須賀とのコンビは今から楽しみである。とはいえ、浦和以上に守備が求められることになると思うので、そこにストレスを感じなければいいが…。また、ボール離れの悪い印象がある選手なので、そこらへんが心配ではあるが、実力は間違いないので是非とも大活躍してもらいたい。

エマヌエル オッティ 29

この選手についてもほとんど情報がないのだが、とりあえずWGタイプの選手で、足が速く左利きであるらしい。まぁ、今までの所属クラブがヨーロッパのトップクラブではなく、また東南アジアのクラブにも所属していたことを考えると、実績はないがポテンシャルを秘めた選手、といったとこだろうか。入国制限で現在もチームに合流できていないので、正直どこまで戦力になるか分からないが、例年の怪我人事情を考えると1人でも多く戦力がいるに越したことは無いので、是非とも早く合流して期待を裏切るような活躍をしてもらいたい。

西村拓真

ロシアから帰ってきたストライカー。渡邉体制の3バック(というよりシャドー)の恩恵を1番受けた選手。昨季期限付き移籍で仙台に復帰するも、怪我などの影響もあり思ったような成績を残すことはできなかった。この選手も佐々木匠選手と同様に「適性がどこなのか」という問題がある。昨季を見る限り、少なくともウィングは適正ではなかった。まぁ2トップの一角、もしくは1トップ、この辺が適正なのだろう。できればシャドー的なポジションがあればが1番良いのだろうが、手倉森体制では純粋なFW起用となるだろう(単純にFWが少ないからね)。この選手が何点取ってくれるかでチームの順位が大きく変わってくる。できれば、シーズン通して15点ぐらい取ってくれるとチームとしては助かる。


明日がいよいよ開幕戦となります。「残留」が現実的な目標になるとは思いますが、一つでも上の順位を目指して戦ってほしいと思います。そして、私も全力で応援したいと思います。今年のベガルタ仙台の躍進を願ったところで「ベガルタ仙台2021選手名鑑」は終わりとさせていただきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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