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IT資産を棚卸したらバージョンチェックをしよう

どこかのビルの中で苦しんでいる、一人情シスをむちゃぶりされているあなたに捧げます第四弾。

第三弾はこちら。

さて、だいたい網羅的な棚卸ができた。これだけでも十分あなたは偉い。自分で自分をほめてあげよう。

その上で、せっかく作ったものをどうせなら有効活用したいと思ったあなたにささげる今回。


まずは守りの意味でバージョンアップ

とりあえずはわかりやすいところから手をつけていきましょう。

それはバージョン切れ対応。


わかりますよ、お金ないですもんね。

とりあえず使える限りは古いバージョンでも使い続けたいですよね。

ただ、セキュリティとかがうるさい昨今。期限切れバージョンとか最新パッチあててないとかはちょっとノーガードすぎるかも。


とりあえずやって損はないので、大事なところ、手をつけやすいところからやっていきましょう。

棚卸リストの各アイテムにOSとかSQLとかのバージョン期限とか入れて、
ソートかけて、切れてるやつはとっとこバージョンあげていきましょう。


できるあなたは今後の投資計画も立てちゃお

さて、とりあえず血止めのバージョンアップが終わったら、次はちょっと
攻めの意味で今後の投資計画も考えてみよう。

別に大々的なことをする必要はなくて、これもまずは最低限のコストで今後かかる見込みのものを年度別に3年分くらい。

サーバールームの物理サーバー、15年物だったりしません?

基幹システムのバージョン期限が再来年だったりしません?

とりあえずその費用を年度別・アイテム別にリスト化しておきましょう。

まあ、早めに言ったからって上が費用を出してくれるとは限らないけど、少なくともこれで急に言われても出す準備はできたはず。

これで守りの投資計画はなんとなくできたかな。


もっと攻める感じで考えたい?

さっきから守り、守りって、もっと攻めたいんじゃー、というイケイケ(死語)なあなたは、さらにレベルアップしていきましょうか。

ということで、次回はもっと攻めの部分を考えていきましょう。

待て次回。

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