IT資産の棚卸って具体的にどこから手をつける?
どこかのビルの中で苦しんでいる、一人情シスをむちゃぶりされているあなたに捧げます第二弾。
第一弾はこちら。
さて、カテゴリにぶちこむとして、どうやって探していくんだろう。
そんなあなたのためのたずね人ステッキを目指す今回。
目の前から始めよう
そう、結局これしかないかなと思う。
あなたの目の前には、あなたが使っているPCがあるはず。
それをじっくり眺めるのだ。
まずPC自体が一つのIT資産である ⇒インフラに追加
普段使っているシステムはアプリケーションに追加
PCの中にはよく使ってるアプリケーションがあるはず。
メール(Outlook)だって立派なアプリケーション ⇒アプリケーションに追加
社内のよくわからんシステムだってあるかもしれない ⇒アプリケーションに追加
よくわからん人が使った秘伝のタレExcelマクロも入れておこう ⇒アプリケーションに追加
台帳管理する項目としては、以下があれば十分かと。
・システム名
・用途
・ソフトウェアバージョン(及び保守期限)
・開発/保守ベンダ
・構築時期
・構築費用/運用費用
システムを動かすためのハードウェアも確認
アプリケーションを動かすためにはサーバーを始めとしたハードウェアが必要。
会社の中にある、あのでかい機械(サーバー) ⇒インフラに追加
どこかのデータセンターを借りてるかも? ⇒インフラに追加
かっこよくクラウド使ってるかも ⇒インフラに追加
いやいや、システムはSaaSだから ⇒インフラは追加しない
なるほどSaaSならばインフラはないね。ネットワーク機器はあるけど。
台帳管理する項目としては、以下があれば十分かと。ほとんどアプリケーションと同じ。
・ハードウェア名
・用途(使用システム)
・形式(クラウド、オンプレ)
・OS/ミドルウェアバージョン(及び保守期限)
・導入/保守ベンダ
・導入時期
・導入費用/運用費用
目標は低く、とりあえずスタートしよう
わかりやすいものはこの辺かな。
これくらいやるだけでも十分偉い。
次回は見落としがちなものも一応探してみよう。
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