学生バレーボーラー必見!?サーブレシーブが返せる方法とは?②
バレーボールのプレーヤー兼コーチのTANAKAです。
某チームでプレーヤーとしてVリーグでプレーしていました。
プレーする中で、大事なこと・意識することなど思いつく限りここに書いていこうと思いますので、学生カテゴリの方は参孝にしてみてください!
本日のテーマは「サーブレシーブ」です。
Vリーグのシーズンで、80セットで849本・1セット当たり約11本のサーブレシーブを受けた経験を皆様へお伝えしようと思います。
前回の記事はこちら↓
はじめに
バレーボールに限らずどのスポーツでも言えることですが、スキル(技術)や戦術には正解はないと考えます。なぜならば、同じプレーは一生のうち一度しか生まれないからです。正解とする動作があったとしても、それを取捨選択してプレーする、そして間違えないことで成功が生まれる。
試合で1本成功させる為に、何百・何千、それ以上の数を練習する。
私はいつもこう言います。
すぐに何でも出来たら面白くないじゃないか。たくさんミスしよう!
出来たを体感することが、プレーをする上での喜びであります。
試合で成功するために練習をする。
この記事を読んで、できるつもりにはならずに、意識するところから始めましょう!
サーブレシーブの動き方について①
前回の記事で言った言葉
「ボールを触りにいかないこと」
重要視するところは、向かってくる・変化してるとこに突っ込まない。
ボールはどうしても向かってくるので、ボールに衝突しないようにとれる場所を探すのがベスト。
また、現代ではオーバーハンドパスでサーブレシーブをしたほうがメリットが大きいとされています。
これができるかできないかで、ポジショニングも変わってきますね。
今回は、オーバーハンドパスではなく、アンダーハンドパスでするサーブレシーブについて話していきたいと思います。
この図は見ての通り、自分から見た動きです。
さてこれにサーブを打たれた時の情報量を見てみましょう。
情報量が多いですね。
バレーボールは元々情報量が多いスポーツです。
サーブは唯一、ボールを持てる動作となっています。その分狙うのも容易で
受け手側からすると、情報は増えてしまいますね。
ではどうすればいいのでしょう。
情報を少しずつ削っていくしかないのです。
私なりの削り方の順番を書いてみます。
①自分が取るのか、取らないのか
①インなのか、アウトなのか
③自分の前なのか、後ろなのか
④自分の右なのか、左なのか
⑤回転しているのか、無回転なのか
①が二つあるということは同時に行いたいということです。
自分が取らなければ、次の動作へ移行すべきですし、アウトならジャッジすべきです。
そのあと自分が取るボールが来た場合は③~⑤を行う。
この順番でサーブレシーブを受けることが多いです。
サーブレシーブは経験値が多いほど有利とされています。それはたくさん受けたからではなく、こういった判断を瞬時に行えるようになってくるからだと感じます。
サーブレシーブの動き方について②
さてここまではボールを触るまでの話をしてきました。
ここからは、実際に情報を削り判断した状態からボールを触るまで、どのような意識で動けばいいか、お話しします。
初歩的な動きにはなりますが、自分の右側のボールは右足から出して取る。反対側も同じ。
実際にやってみればわかると思います。ボールの方向と逆の足が出るとどうなるか。体の向きが横に向いてしまいますよね。
横向きでボールを返すのが難しいというよりは、取りにくいが一番です。
一番良い体の向きとしては、「両肩の前部がネットに対して向く」ことだと思います。(この伝え方は難しいかもしれません。。。)
ただし体が横を向きながら取ることもあります。
よくサーブレシーブの動き方で「落下地点を見極めろ!」という話がでます。もちろん私もそういって教えてもらっていたし、指導もしてきました。
ただ最近気づいたのです。
「落下地点ではボールは触れない。」
そりゃそうだと勝手に納得してしまいました。
それを理解してはいたけど、伝えるにはちょうど良くて使いやすい言葉。
自分がプレーするときにはこう考えることにしています。
「ボールの落下地点を見極めて、通過点で触る」
落ちるギリギリが一番変化は少ないかもしれませんが、変化量が落ちたところで変わる方が、体制も楽ですし次の動作も移行しやすい。
ポジションでこれは違うかもしれませんが、アウトサイドヒッターであればサーブレシーブのあとスパイクを打たないといけないので、できるだけ次へ行きやすい動き方をしなければいけません。
っと今日はここまで。
サーブレシーブって奥が深いので、話がなかなかまとまらず長文になります…
次回もサーブレシーブ編が続きます。お楽しみに。
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