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問題番号940:「Inspired - 2」解説

2024年5月2日にXで出題した問題、「Inspired - 2」の想定解き筋の解説を行います。

問題はこちらから遊べます。

初期盤面です
簡単に分かるところを埋めました

最初に考えるのはこの部分です。

これらのヒントの示す先には合計7個の黒マスが入ります。
そのままでは何もわからないので分割充填していきましょう。

分割充填の際は、「内部にヒントのない任意の2×3領域に入る黒マスは高々2個である」ことの他に、

このような置き方ができないことにも注意します。
結局、次の画像のように分割充填できます。

これをもとに先に進めると、

こうなります。
この部分をもう少し深掘りしてみましょう。

このように黒マスを置くことができないことを念頭に入れると、

ここが黒マスだった場合、

このように黒マスが入ることがわかります。
逆に、黒マスでなかった場合は、

こうなることから、

このように黒マスが入ることがわかります。
すなわち、この部分は、

この2通りのどちらかしか取りえない、ということです。

これから分かることが、2つあります。

1つ目は、この部分を必ず2本線が通ること。

もう1つは、この部分に線が通ることです。

上から2本線が入ることを考慮すると、赤枠部分の偶奇より、

このように線が伸びることが分かりますね。
これで、左側にある2つの「↑3」が確定します。

地味に偶奇!!!!!!

ここまで進みました

ここが黒マスになると、左側で線がつながってしまいますね。

ここまで進みます

最後は、

赤枠の偶奇を考えると黒の「×」のところは線が通らないことが分かるので、残りを埋めてフィニッシュです!

完成図

本問の解説は以上です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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