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#58 スタッカートは「×跳ねる」ではなく「○短く切る」(レッスン 12月3回目)

ツェルニー30番 No.7 

前回に引き続き。苦手なアルベルティ・バスのNo.7。今回ダメ出しされたところは、dolceから始まる部分です。

スタッカートがついていますが、ここからはdolceですよ。次につながるようなやさしい弾き方はできませんか?

どうも私のスタッカートはいつも短く跳ねてしまうようです。

それと、4分音符のメロディーの部分もつながるように弾いてください。指番号変えましょう。

赤丸が付いた部分を4の指にして、同じ指で連続して弾くことがないように変えました。

 年をとったせいか、一度に2つの注意(スタッカートと4の指)をうけるとどちらか忘れてしまうのですが、今回何とかその場で直して、合格になりました。

バッハ/シンフォニア 12番

相変わらず以下の部分が気になる先生。

自分の中では、アルトの旋律を一生懸命歌いながら弾いているつもりなのですが、先生は納得せず。今回も分解練習を何度かやりました。

ソプラノの旋律が聴こえてこなくなっているので、もっと出してください

アルトに意識が持っていかれ過ぎたのか、今度はテーマであるソプラノもダメ出し。

ダメ元で、アルトへの意識をはずしてしまい、テーマ(ソプラノ)だけ意識したほうがはるかに楽に弾けるので、先生の前でそのようにやってみると、先生が神妙な顔をしています。

自分ではいまいちよくわからないのですが、どうやら、3声の横の流れが整ったようです。

先生の言う通りに弾いているつもりでも、それが先生に伝わらない。
上手く弾けていても、自分では本当に上手く弾けたのかも、それをどうやって実現したのかも実感できない。。。

正直、頭を抱えたくなりますが、少々飽きてきたので結果オーライです。

あと、もっとテンポを速く、軽快に弾いてほしいのですが。。。

私はこの曲のテーマは癒し系だと感じているので、ゆったりのんびり弾きたいです。そのことを先生に言って、1回だけ速く弾いて、この曲は合格となりました。

シンフォニアはいよいよラスト2。次は5番です。最初は装飾音なしの楽譜のほうでさらってくるようにとのことです。

ベートーヴェン/ソナタ 10番 第1楽章

 今回のソナタはスタッカートをずっとダメ出しされました。以下の部分についてです。

手を持ちあげすぎ。
スタッカートを「跳ねる」という意識で弾いています。
そうではなくて、普通の弾き方でただ「短く切る」だけです。
鍵盤の下半分で弾くイメージです。

赤い部分が手が高い位置から叩いているような感じになっているので、それを直します。オレンジの部分も同様なのですが、そこはさらにpで軽く弾くことができません。

レを弾いた後に力が抜けていません。
手首の力を抜いてから、軽く弾きます。
でも、鍵盤の下半分で弾くこと。

鍵盤下半分で弾こうとすると、どうしても力が入ってしまうんですよね。逆に軽く弾こうとすると、鍵盤上半分をただ叩くような弾き方になってしまう。。。

そう簡単に軽くは弾けないので、まずは鍵盤下半分をスタッカートで強く弾く練習をしました。

でも、この練習は指を痛めやすいので、やりすぎないように注意してください。

先生は注意するけど、しばらくスタッカートでハノンを弾くことも練習に入れることにします。
今まで、あまりにスタッカートを適当に弾いていたのが悪いんでしょうが。。。
本当、ちゃんとしたスタッカートで弾くというのは難しいです。

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