【フランス組曲】第5番 クーラント 3か月放置状態だったけど・・・合格 #118
納会や破門未遂騒動とかあったので、ずっとレッスンでは放置状態だったフランス組曲。アルマンドが合格したのが昨年11月。その後、クーラントは昨年12月に1回見てもらっただけで、3か月以上経過していましたが、その間、まじめにずっと3か月間かかさず練習していました。
かなり自信を持ってレッスンに臨んだのですが、ダメ出しポイントは3か月前とまったく同じ。。。ものすごく凹みますね。一気にモチベが低下して投げ出したくなります。
先生の言うダメ出しポイントはまずアウフタクト&出だし。
何回もアフトタクト部分をダメ出しされてやり直しさせられます。
正直、きちんと16分音符のアウフタクトの音価は守っているし、最初のシレソの和音も併せて赤・青の部分をテヌート気味に弾いているのですが、先生がどうしても納得してくれません(※ちなみにヘンレ版は青の部分は8分音符で、ソシレソと音が3つも多くなります)
いい加減、嫌気がさしてきたので、アウフタクトを先生が言う通りしっかり弾くように16分音符→8分音符に勝手に変えて弾きました。
先生がビックリして、戸惑いながらダメ出しを続けます。が、それにかまわず何度も何度も何度も8分音符でたっぷりとアウフタクトを弾き続けます。
先生がやっと諦めてくれました!
ただ、私は子供のようにいやがらせしているわけではありません。もともとアウフタクトは1拍目へとつながるエネルギーを感じられればよいので、わざとたっぷり伸ばして、弓を弾き絞るようにためてアウフタクトを弾くというやり方は以前からアリだと思っています。
そういう弾き方をする大物ピアニストがちゃんといることも知っています。(ただ、先生は以前それやったとき絶対ダメと怒っていましたが。。。)
それと、ヘンレ版の楽譜はアウフタクトによって短くなるはずの楽譜最後の8分音符に付点が付いていないんですよね。ミスプリ? 付点も16分休符もないということは、要するに辻褄合わせるためにアウフタクトを8分音符に伸ばして弾いてもよいとヘンレが言っているということかも?💣
(よくわかりませんが、おそらく付点の付け忘れなんでしょうね。。。)
次の先生のダメ出しは、前回も同じことを言われていますが、左手をよく聴いて弾けということ。
先ほどの画像の黄色の線の部分などについてのダメ出しですね。
これについては、今回、相当練習してだいぶ左手を聴けるように、実際、右手ではなく左手のメロディを頭で歌いながら弾いたりしている、そうできるように練習してきたのですが、こちらもまるでダメだと言わんばかりに先生が納得してくれません。
何で少しでもいいから練習の成果を認めてくれないんだろう。。。
なので、もうこれ以上どうしようもないな、と諦めることにしました。
ほかのダメ出しも毎回同じですね。
これもかなり練習して、ほとんどわからないレベルになっていると自分では思っているのですが、先生的にはまだダメなようです。
ただ、今回はもうやりませんが、これについては先生のダメ出しを回避する装飾音の弾き方を考えてあるので、次回で試そうと思います。
あと、拍子感のダメ出しも相変わらずですね。
いかにも、私が拍子感を直そうとしていない、直す気がないと決めつけていますが、そんなことはありません。
拍子感を直すには、裏拍を意識することが大事だとどこかで聞いたので、メトロノームを「1と2と3と」の「と」の部分で鳴らすようにし、それに合わせて弾けるようにしたり、裏拍で膝を左手で叩きながら、右手を弾いてみたりと、3か月間地道に練習をしてきて、この曲ではかなり正確な拍で弾けるようになったと自信がついていたのですけどね。
どうも微妙なレベルでまだ拍がおかしいと言っているみたいです。
もう、自分が感知できないレベルの拍子感は直せないですよ。。。
いっそのこと、練習してきたように裏拍にアクセント付けて、ンチャッ・ンチャッとレゲエ風にクーラントを弾いたろか! そうすればさすがに3拍目が詰まっていると言われないだろうと思い、やろうとしましたが思いとどまりました。
これだけ、しつこく同じようなダメ出しばかりされつづけられると、私にはバッハはまともに弾く能力はないのだから、ただの指のトレーニング用だと割り切って弾く、という感じでレッスンに臨んだほうがいいのかもしれませんね。曲として弾くのはもう無理だと。諦めろと。
それ以降、何度か同じようなダメ出しを言われていたような気がしましたが、かなりモチベが下がってボーッとしてダメ出しを聞き流しながら、ただ指を動かしていたら、いつの間にか合格になっていました。。。
合格の基準もわからない。というか、レッスンである程度バッハで指練習をしたら先生的には合格、ということなのかもしれません。もう、どうでもいいですが。
というわけで次はサラバンドになります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?