#61 帰りにピアノ教室に直行(レッスン1月2回目)
約2年前から在宅勤務メインに移行していますが、今回のレッスンはたまにある出勤日と一致。なので、仕事が終わったあとに、会社から教室へ直行です。つまり、レッスン日なのにまったくピアノに触れてない状態で行くことに。案の定、うまく弾けませんでした。。。
ツェルニー30番 No.9
少しゆっくり目のテンポで左手が転ばないように弾きました。しかし、テンポを落として丁寧に弾くと、どうも高い音の部分をフォルテで弾けません。
特に以下の最後の部分は左手と右手が離れているので、音を外さないようにすると、どうしても恐る恐るといった弾き方になってしまい、 sf や ff が出せず。逆に sfやff を出そうとすると和音を外します。
先生が注意するデュナーミクが上手く弾けていないのですが、なぜか合格になり、次のNo.10に行くことになりました。
バッハ/シンフォニア 5番
複雑な装飾音のパターンを何とか覚えて、一通り最後まで弾きました。
以前のシンフォニアの2番のときも注意されましたが、私はどうも同音連打のレガートが苦手です。例えば、最後の部分の赤枠の部分とか。
5の指で連打しますが、指が弱いこともあり、指を上げて叩いてしまい、レガートにできません。
先生と一緒に鍵盤を上まで戻さないようにレガートで弾く練習をしました。弱くは弾けるのですが、強くだと弾けません。
グランドピアノでもうまくできないのに、家のアップライトだと余計にできないような気がしますが、先生がいうにはアップライトでもできるはずだというので、5の指だけでなくいろいろな指で練習してみます。
いろいろな弾き方の人がいるそうですが、この場合、倚音の部分も十分に伸ばすとのことです。最後を弾きなおして、5番は合格になりました。
いよいよシンフォニアはラスト1曲。9番です。息子も同じく今、ラストの9番をやっています。2年遅れでインヴェンションから始めたのに追いつきました! といっても、息子のほうがよく弾けているのは言うまでもありませんが。。。
ベートーヴェン/ソナタ 10番
今回の先生からのダメ出しは以下の通り。
最初の1~4小節の左手のアルペジオ。べちゃっと鍵盤を押し付けるように弾いていて重い。もっと軽やかに。展開部、再現部も同じ。
5~7小節の左手分散和音。コードとしての響きを意識して弾く。展開部、再現部も同じ。
何も考えずに展開部に入るのではなく、短調に変わることを意識して弾き始める。
107小節の先頭、休符があるように聴こえない。もっとたっぷりと間を取る。
107小節のsfの前の左手8分音符が強すぎ、しかも短く弾きすぎ。ppで十分音価を保って弾く。
107~114小節。左手の旋律をもっと歌って。
184~186小節をもっと強弱をつける。cresc.→185小節先頭でf→decresc.の流れを忘れない。
188~190小節。cresc.→rinf.→pへの流れを明確に。
192~194小節。cresc.からの194小節での右手f、左手sfの音を明確に。
最後の音の終わらせ方は、先生の弾き方に直しましたが、唯一良くなったと言われました。
ここは以前、鍵盤の奥で弾きすぎていて上手く弾けませんでしたが、左手1,2で押さえる部分を1の指を少し早めに外し、2の指を押さえながら鍵盤に手前にすべらせて、最後の左手のオクターブのスタッカートをコントロールできるように修正しました。
前回はだいぶキツイ言い方でたくさんダメ出しされたので凹んで、かなりモチベダウンしましたが、今回ははるかに優しい言い方でのダメ出しだったので、相変わらずダメ出しばかりでしたけど何とか持ちこたえました。
先生、何かいいことがあったのか、機嫌が良かったです。
いつもこうだとよいのですが。
時間オーバーなので、今回はグラズノフはなしです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?