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#4 レッスンの振り返り(2021年~現在)

大人のハノン

 大人のハノンは1巡目が終わり、今年に入ってハ長調をト長調に移調する2巡目がスタート!。しかし、ハ長調のときと同じように鍵盤の手前で弾いていると、

もっと鍵盤の奥で弾くようにしてください!

と早速注意されました。で、やってみると鍵盤が重かったり、黒鍵に引っかかったりして、まるで初心者に戻ってしまったかのように指の動きがぎこちなくなり、うまく弾けません。。。
 「この練習で本当に大丈夫なんでしょうか?」と不安になって泣きつくと、

練習の方向性としては間違っていないので…

と先生はきっぱり。というわけで四苦八苦しながら、ハノンの移調練習を自宅で黙々と継続しました。1月の終わりくらいには大分慣れてきて、2月の最初のレッスンで、

音が何ともまろやかで、とっても良くなりました!

と、初めて音色について褒めてもらえました。今まで音色については注意されてばかりだったので、これはうれしい!

 ただ、私はピアノの音色の良し悪しがよくわからないんですよね。音色の違いや、その音が自分の好みかどうかはわかるんですが。。。

 実際、先生が褒めてくれた音は、私にとってはちょっと眠いというか、立ち上がりの弱いぼんやりした音。もっとカツンとした鋭い音がよい音、というか、自分にとって好ましく感じる音に聞こえるので。。。

 要するに私は「芸能人格付けチェック」だったら、絶対アカン!を選んでしまうダメ耳で、「音楽性がない」ということなのかな。

 でも、この眠い音をいつでも出せるように継続して練習しなてくては。

ステップ8 5指のためのトレーニング
🎵20 ~1/8

【2巡目 Gに移調】ステップ3 指をひろげるトレーニング(その1)
🎵1 ◆1-2、4-5をひろげるトレーニング ~1/15
🎵2 ◆1-2、1-3をひろげるトレーニング ~1/22
🎵3 ◆1-2、4-5をひろげるトレーニング ~1/29
🎵4 ◆1-2、4-5をひろげるトレーニング ~2/5

【2巡目 Gに移調】ステップ4 指をひろげるトレーニング
🎵5 ◆1-3をちぢめ、3、4、5の指をほぐすトレーニング ~2/12
🎵6 ◆1-3、3-5をちぢめ、3、4、5の指をほぐすトレーニング ~2/19

バッハ/シンフォニア

 シンフォニア3番なのですが、この曲は結構難しい。フィンガリングが難しくてうまく弾けず、なかなか合格しませんでした。

 まず、13番でも出てきた5指で4指でまたぐ指使いが苦手。これは練習で何とか弾けるようになってきたものの、後半部分はどうにもならず、アルトをなるべく両手で分担して弾くことがないように、ヘンレ版の指番号をかなり変更しました。

 それで、ようやく何とか音が並ぶようになり、テーマやストレッタの部分を目立たせられるようになったのでOKはもらえたのですが、問題は拍子感。音符の数が多くなるとどうも8拍子に聞こえるそうでして。これがテンポが安定しない原因になっているそうです。

 シンフォニア8番は、3番よりも譜読みは楽だったのですが(とはいえ初回はあまり練習できずに行ったので、屈辱のその場での分解練習。。。)、先生からの指摘は、ストレッタの部分をもう少し追いかけっこ感を出してほしいとのこと。あと、8番も相変わらず8拍子に聞こえるそうです。

 ハノンの移調練習で鍵盤の奥を使うことに慣れてきたせいか、13~15小節および21小節以降の指使いが難しい部分も比較的早く音を並べられるようになりました。

 ストレッタはオレンジ色で目立たせて意識させることで、弾けるようにはなったのですが、ただ拍子感は相変わらず。なので、地道に自宅でメトロノーム練習したり、どっかのピアノの先生のブログで見たボールを投げながら歌う練習を実施。意外とボール練習が役立ってだいぶ4拍子に聞こえるようになって一応、合格をもらえました。

 ただ、最後の21小節目以降は、まだ8拍子に聞こえるとのことですが。。。

 次回は2番。シンフォニアも8曲やったので後半戦です!

🎵シンフォニア 3番 ~1/22
🎵シンフォニア 8番 ~2/19

習った曲(K.333 3楽章)

 K.333の1楽章、2楽章は最後まで行けるようになったので、ひとまず区切りをつけ、新年からはいよいよ3楽章のスタートです。

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 何とも無垢な子供のような感じがするテーマの曲で弾いていて楽しく、譜読みもシンフォニアに比べればスイスイと進みます。しかし、モーツァルトの場合、先生はアーティキュレーションやフレーズの処理を細かく指摘するので、これを指摘通りに弾けるようにするのがすごく大変。できないところが多すぎ。。。

 あと、モーツァルト特有のコロコロと連続した細かい音の旋律が転びまくりです。4の指が弱く、3の指とくっついて弾いてしまうのが原因。ただ、これにはちゃんと練習方法があって、先生が教えてくれた2段階スタカート練習法をやると、やや転ぶもののかなりまともに弾けるようになります。即効性がすごい。練習さぼるとすぐ元に戻ってしまいますが。。。

 問題はやはり拍子感。コロコロした部分のところとか、音符が細かくなると焦ってしまってどうしてもテンポ速くなってしまう。。。逆に

(そんな手のフォームで)よくそんなに速く弾けますね?

と驚かれる始末。いや、プロの方がはるかに速いし、全然速いと思っていないのですが。。。だから、()内のそんないい加減な手のフォームでと補って解釈しました。

 何というか2/2拍子は、拍を数えるのがいちばん苦手です。これもメトロノーム練習とボール投げ練習を何度もやるしかない。でも、メトロノーム練習すると、メトロノームが遅くなったり、速くなったりして聞こえて、本気でメトロームが壊れたと思えるレベルだから、かなり重症ですね。

 3楽章は何とかカデンツァの手前までは行けるようになりましたが、まだまだ時間がかかりそうです。

🎵モーツァルト/K.333 ソナタ 第13番 第3楽章 ~現在練習中


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