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#25 肩甲骨から弾くには?(レッスン 5月 4回目)

 発表会の直前の週のレッスンは、私の枠を息子にゆずるため、私のレッスンはナシの予定だったのですが、先生に別の日を息子の補講に設定していただいたので、私もレッスンができることになりました!
先生に感謝!

ツェルニー30番 #2

 先生にまずは左手を大きな音で弾くように言われたので、やってみたのですが、先生に言わせると「ちょうどよいバランス」だそうです。つまり、自分の想定の強さより弱くしか弾けていないということでした。

 なので、左手の強化のために小指を維持したままでほかの指はスタッカートの練習。結局、いつも言われることですが、小指の根本の関節で支えてきれいない、手のひらが固くなっていないとのことです。

 しかし、毎度のことながらスタッカートの練習はかなり負担。先生も小指が痛くならないように無理のない範囲でやって!とのことでした。というわけで、次週に持ち越しです。

バッハ/シンフォニア11番

 ペダルを付けてと言われたのですが、それは後回し。拍子感や、フレーズというかブレスの処理を中心にダメ出しされました。

 まずは、前に16分音符があるところの3拍目の音価が短くなって(赤丸部分)、拍子感がダメになっているそうです。ここをもっとたっぷりと弾くと。

 あと、この曲は何というか、息を吸いっぱなしの曲なのだそうです。どうも私はこの曲のテーマは短いと判断してフレーズを短めに処理しているようで、これを例えば最初から8小節まで1フレーズ(水色の部分)として息を吸いっぱなしで弾くのがよいそうです。

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 このほか、トリル弾く前に力が入りすぎているので、力を抜くことなど、いろいろ細かく指摘されました。なので、今回は不合格。ペダルも含めて再度さらってきます。

グリーグ/ホルベアの時代よりプレリュード

 今回は、1、2ページを中心に見てもらいました。まず、左右交差の部分ですが、左手メロディが3連符で入るところや半拍ずれて入るところ(赤丸部分)が、右手と左手でそろっていないとのこと。

ホルベア6

もっと右手は左手にやさしく。左手を待ってあげてください!

とアドバイスされましたが、なかなかうまくいきません。ちょっと工夫が必要かも。とりあえず、左手が元の位置に戻るところを省いて、ずっと交差状態で弾いて難易度を下げて、頭をそろえる練習をしようかなと思います。

 あと、1ページ目の左手のオクターブですが、下に指を下ろして弾いてしまっていてこれがダメだと。これを上に向かうイメージで、弾いたあとは自然に手首が上がっていくように、手だけで弾くのではなく肩甲骨から弾くようにと言われました。

今着ている服の上からだとよくわからないかもしれませんが。。。

と先生が比較的スペースに余裕のある隣のアップライトピアノ部屋に移動して、自分の背中のほうに回って肩甲骨の動きを見るように言います。

 自分では見えなくてよくわからないけど、何でも背中が空いているドレスを着ていたときに、肩甲骨がすごくよく動いているのをステマネに見られてビックリされたことがあるそうです。

 ただ、せっかくの申し出だったのですが、やはり服の上からだとよくわからなかったです。。。

 結局、私も自分の背中は見られないわけだし、見て動きをまねるのではなく、自分で肩甲骨を触りながら弾いて試行錯誤してみようかな。幸い、この年でもまだ自分の背中に両手をまわして握手できるくらいには体が柔らかいので。

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