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【ピアノ体験レッスン①】話題の「防音マンション」の教室に行ってきた

新しいピアノ教室に通い始めた息子に触発されて、自分もピアノレッスンを再開しようと思い、前回の記事の方針に基づいて候補の教室を選ぶことにしました。

コロナ禍前だったら会社帰りに習い事する場合、通勤定期の経路上の教室が候補になるのですが、私の勤務先はコロナ禍後も在宅と出社のハイブリッド勤務を継続中。通勤定期は廃止され、出社毎に通勤費を一定額精算するように変わりました。

つまり、出社のたびにある程度自由に通勤経路を変更できるので、様々な経路上のピアノ教室を候補にできそうです。

調査範囲を広げてみると、本当にピアノ教室って其処彼処にたくさんありますね。これはと思うピアノ教室をいくつかピックアップし、まずは最初の教室に体験レッスンを申し込んでみました。

メールでの応対は好印象!

その教室では演奏活動をよくしている主宰じゃない先生のほうが私の曲の好みと相性よさそうだったのですが、そこはぐっとこらえて方針通り主宰の先生が担当の曜日を希望して連絡をとります。

自分の年齢やピアノの経験、今練習している曲などを記入してメール連絡すると、すぐに体験レッスンの日時の候補日を知らせる返信が来ました😄

いろいろな曲を弾いていてすごいですね!
バッハやベートーヴェンだとありがたいですが、グリンカとグラズノフの曲はよく知らないので、レッスンご希望の場合、楽譜を写メで送っていただければ予習しておきます!

おお。。。
なんだかとっても親切な印象。。。
前の教室のM先生は私がマイナーな曲の楽譜を渡そうとしても「いりません」と拒絶されたので、余計にそう感じます。
(あと、写メという言葉に同世代の雰囲気を感じます💣)

過去に習った先生が少ないので、先生が生徒の持ち込む曲をあらかじめ予習することが普通なのかどうかは正直わかりません。

ただ、いずれにしろ、通うかどうかわからないのに体験レッスンで予習していただくのは大変恐縮なので、大人の生徒がよく習うであろう、フランス組曲5番とテンペストを見てもらうことにします。そのことを連絡すると、

グリンカ、youtubeで聴いてみましたが哀愁のあるよい曲ですね。ほかの大人の生徒にも薦めてみます!

ああ、この先生は生徒に興味を持って接してくれる先生なんだなぁ。。。今までのピアノ教室での経験と正反対の対応なので、この程度のことでちょっと心がじんとしてしまいした。

私はピアノの先生の最も重要な資質は、演奏能力でも指導能力でもなく、生徒に興味を持って接することだと思っているので。。。

そんなメールでのやり取りを経て教室の正確な住所を教えていただき、レッスン時間の5分以上前にチャイムを鳴らさない等、注意事項も説明されました。この辺もしっかりしてていいですね! 前の教室はレッスン開始時間がすごくいい加減だったので。。。

教室の場所は話題の防音マンションの一室

さて体験レッスン当日、お知らせいただいた住所を目指して教室を訪ねると、これは! 昨今、話題の防音マンションではないですか!

音大生向けの物件と思われがちですが、コロナ禍で生活様式が変化し、在宅勤務者やYoutuber、ライブ配信者などに人気が出ており、入居待ちが続いているようです。

建物内に入ると、し~んとすごく静まっている。。。本当に人が住んでいるのだろうか?と疑いたくなるレベルです。通気口からも音が漏れず、かすかな生活音さえ出ていないためかもしれません。

廊下を移動していると、音楽教室らしき看板が付いている部屋がいくつも目につきます。あまり情報公開していないお宝教室がほかにもあるかも。。。

ジャーナリズム魂が騒ぎ、看板の名前をかたっぱしからメモします。今回うまくいかなかった場合に代わりの教室候補になるかもしれないので🙂(あとで調べることにします)。

体験レッスンをしていただける教室の看板を見つけたので、意を決して防音仕様のやたらと重たい玄関ドアを開けて中に入ってみました。

あ、あれ? あまりにも普通の1Kの間取り。。。

生活感を出さないようにカーテン等でいろいろ隠していますが、既視感のある景色に少々、面食らいました。

何だか遠い昔の記憶。大学生のときの彼女が一人暮らしする部屋におじゃましたときの記憶がよみがえり、何だか気恥ずかしい💦

前の教室はガラス張りで外から丸見えのオープンな場所であったこともあり、今回の防音マンションは余計に密室感を感じて何だか落ち着かないです。

「いや、別にここに住んでいるわけではないし」「ほかの生徒もいるし」とレッスン前に動揺をおさえるというか、気持ちを落ち着けながら1Kの部屋の狭い廊下で待っていると、前の枠の生徒が出てきて、先生がレッスン室に迎え入れてくれました!

長くなったので、次回に続きます。


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