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#79 左手を聴けていないようだけど合格(バッハ/フランス組曲2番クーラント)

バッハ/フランス組曲の2番 クーラントですが、前回のアルマンドに引き続き、ヘンレ版では、この曲もアンナ・マグダレーナのコピーとカイザーのコピーの2種類が掲載されています。

先生がエアピアノしながら楽譜を見比べますが、2つの違いを把握するのに結構時間がかかってます。私なんて「これ同じなんじゃないの?」と違いを見つけることができず(間違い探しのクイズ、苦手なんです)。。。

ちょっと苦労しながら先生が「こっち」と言ったのは、アルマンドのときと同じくカイザーのコピーなので、こちらでレッスンすることになりました。

今回も拍子感のダメ出しを防ごうとするが。。。

 クーラントは大部分が2声の曲なのでシンフォニアに比べると譜読み自体はだいぶ楽です。そして、今回も拍子感のダメ出しを防ぐために予防線を張ることに。レッスンを始める前に。

  • 1拍子に聴こえると思います。

  • 舞曲としてどう弾くかまるでわからないので、左手はノンレガートで切って弾きますね。

と宣言しておいてから弾きます。しかし、今回は先生はひるまず、

左手はノンレガートでよいです。
ただ、全部同じ強さで弾いているので、3拍子に聴こえるように左手1拍目をアクセント気味に弾いてください。

と、いつものことですが、拍子感をまず何とかするように言ってきました。まだ、両手ともまごついて弾いているし、拍子感なんて意識できる状態じゃないんだけどなぁ。どうして、いつも拍子感のダメ出しから始めるんだろう。。。

というわけで、拍子感については最初のうちは先生の言うことをスルーして、しばらくはフィンガリングをきちんと覚えるためにも1拍ずつしっかり弾くことにします。

そして、拍子感の次はまたもやいつものことですが、フレーズ感のダメ出しです。

一部できていますが、右手は、ここでフレーズ切ります(赤の部分)。
あと、左手もフレーズの最後を弱く(青の部分

もう1か所、左手のフレーズをここで切るようにダメ出しされたのですが、ここは右手のフィンガリングも意外と難しいので、左手のフレーズ処理を意識してなかなか上手く弾けません。

左手は聴けていないようだが。。。

結局、4回くらいレッスンで見てもらい、一応、ダメ出し部分も直せたので、最後はテンポを上げて仕上げ。

もう少し左手を聴けるというか、左手の3拍子のリズムを意識して弾けるとよいのですが。。。

と言われましたが、一応合格になりました。
しかし、拍子感は本当わかりません。ダメ耳なもので、1拍子で弾いたほうが自分の耳には好ましく聞こえるんですよね。。。

この曲にこだわらなくても、ほかの曲でも拍子感の練習はできるので。。。

と先生もおっしゃるので、相変わらず、毎回何度も何度も何度も、拍子感とフレーズのダメ出しをされていますが、私もこだわらずに先に進むことにします。次はサラバンドです。

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