見出し画像

#68 シンフォニア全曲終了(レッスン 3月2回目)

バッハ/シンフォニア 9番

前回指摘された部分が3声で聴こえるようになったのと、全体的に横の流れが出てきたとのことです。ただ、先生的には私が「淡々と弾きすぎる」のがお気に召さないよう様子。

先生がよく例に出す「ゴルゴタの丘」のようなイメージで弾けとのことです。ただ、私がこの曲から感じるのは、時計の秒針がコツコツと時を刻むような、静かな死へのカウントダウンといったイメージ。なので、どうしてもそうなってしまいます。

しばらく、先生と曲のイメージのことであーでもない、こーでもないと言いあいしましたが、この曲は今回で合格になりました。

これで、シンフォニアは15曲全部習ったことになり、ついに全曲終了です!!🎉
ある程度弾けたところで投げ出したのもありますが(11番とか)。
 
シンフォニアをやる前は、かなり難しいと思っていたので、挫折以外に終わる日なんて来ないのではと思っていたのですが、意外とあっけなくその日が来てしまいましたね。何だか拍子抜けです。

特に9番はシンフォニアの中で一番難しいと聞いていたのですが、弾くだけなら自分的には弾きやすかった。2番、13番、14番のほうがよほど難しかった印象でした。9番は難しく聴こえるのに弾きやすいので、レパートリーとしてずっと弾き続けようと思います。続けてさえいれば、もっと耳で聴けるようになって、より横の流れを意識して弾けるようになるはず。

次にバッハでやるのはフランス組曲の予定のはずですが、息子がいまフランス組曲をやっているので、先生はどうやら同じ時期に二人同時に教えたくない様子。先生はイギリス組曲も考えていましたが、ちょっと難しいので悩んでいます。

なので、私がバッハで次に何をやるか逆提案しました。

インヴェンション 1番

です。なぜ、この曲を選んだかは次回説明します。

ツェルニー30番 No.12

 この曲は同音連打の練習ですね。私がひとまず弾いてみると、先生はあきれたように言いました。

腕が痛くないんですか?

私、連打の弾き方がよくわかっていないので、指を使わず前腕の筋肉を固めてキツツキのようにドタタドタタドタタドタタと弾いてました。

この程度のテンポでは痛くならないですが、さらにテンポを上げると前腕が緊張しっぱなしになるのでダメかもです。

叩くのではなく、スタッカートは指で普通に弾くように弾いてください

指先だけ緊張させて、1音1音短く指だけで弾く練習を先生と繰り返しました。これは前途多難かもしれません。

ベートーヴェン/ピアノソナタ 10番2楽章

 相変わらずこの曲は今一つモチベーションがわかないのですが、ツェルニーみたいなものと割り切って弾きます。

今回のダメ出しは重音レガートですね。赤枠の部分とか。特に水色の流れが全然できません。

先生と指の動かし方を試行錯誤しながら何度も練習します。スタッカートもそうですけど、私、重音レガートも基礎からまるでなっていないことが判明しました。なので、最初からやり直すつもりで、基礎練習として割り切って練習することにします。

しかし、この曲最後までいけるんだろうか。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?