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#16 ピアノのレッスン(4月 2回目)

🎵おとなのハノンは、前回の課題がクリアできず(5指の音が抜けたまま)。あきらめて、とりあえず合格で先に行くことになりました。
🎵バッハ/シンフォニア 10番は、まだ初回。3声に聞こえるように音を保たなくてはならない部分を指摘されました。
🎵モーツァルト/ピアノソナタ K.333 3楽章は、ペダルなど、とてもよくなったと褒められました。
🎵ホルベア~プレリュードは、2ページ目のアルペジオを手のひらを低くして弾くように修正されました。

おとなのハノン

🎵12 1-5をひろげるトレーニング(G移調)

 前回、指摘された次のパターンに移るとき、G(1の指)からF#(5指)に飛ぶときに5の指の準備が遅いという課題が全く改善できず。123の指を使って弾いているときに、空中で5の指を広げるのは自分には無理みたいです。これが原因で遅れて、5の指に重みを掛けられず、抜けた音になります。

 ほかのリズムパターンで弾くときは、たまたま5の指の準備時間に余裕があるパターンで大丈夫なので、今回はギブアップしてとりあえず合格にしてもらって先に進むことになりました。

バッハ/シンフォニア 10番

 シンフォニア10番は自分にとって比較的、譜読みが楽な印象。今回が初回なので、ひとまず最後まで、つっかえながらも通しで弾きました。フレーズの始まりの前に休符がありますが、何となく弾き始めるのではなく、赤丸の音はもっと堂々と強めに入ってほしいと指摘されました。

 次に3声に聴こえるように、赤丸で囲んだ音を最後まで保つこと。音を保つための指使いで、この部分頭が混乱しがちで難しいですが。


 もう1か所。3声に聴こえるように赤線の部分をレガートに弾くこと。

この部分、左右の手の受け渡しでアルトを弾き、しかも左手はジャンプで指使いがややこしいので、部分練習をもっとする必要がありそうです。

モーツァルト/ピアノソナタ K.333 3楽章

 この曲も通しで最後まで弾きました。ペダルの使い方もよくなって、前回よりもとってもよくなったそうです。しかし、

カデンツァですけど、テンポが”ゆっくりすぎ”ではありませんか?

と。そう。確かに”in tempo”とかいてあるし、以前にも、先生にテンポを守るように言われた記憶があります。しかし、先生の言う通りに弾いたつもりでも、無意識に「そう弾きたくない」という気持ちが出てしまっていたようです。なので、本来の自分が弾きたい感じを披露しました。

「本当は、カデンツァの最初は今にも倒れて死にそうな雰囲気で。ロマン派のようにテンポ揺らして弾きたいんですよねぇ。。。そして中間で徐々にテンポアップしてエネルギーをためていって、後半部分で急に息を吹き返したような感じで弾きたい。。。」

とつぶやきながら、前半、死にそうというか、止まりそうなテンポで弾いて、後半、大復活!といった感じで、古典のルール無視していきなり弾いたら、「怒っている」と思われたのか、先生は慌てまくって「別にいいんですよ。そういう弾き方しても💦」とOKもらいました。そのあとも調子に乗って、

・2回目に同じフレーズが来たとき、違う弾き方にしたい。
・スタッカートで弾いたところは全部音伸ばしてレガートで弾きたい。
・左手の音を大きくして、バランスを逆にしたい。
・フレーズや強拍・弱拍も全部無視して、同じ大きさで音を並べて弾きたい。
・そう、急にいたずらな小学生が現れて弾いているように子供っぽく!

と、ある巨匠の弾き方からインスパイアされた、セオリー無視のワガママ言ったら、先生は、

・左手を強調する場合は、音がケンカしないよう右手は音量をすごく下げる
・音は延ばしても、休符はきちんと守って。。。
・私ならレガートではなく音は切るかなぁ。。。

と、自分で弾きながら真剣に検討を始めました(笑)。

 ある程度弾けるようになったら、こうやって「ああでもない、こうでもない」と先生と弾き方を検討するのは楽しいですね。実は、子供の頃もソナチネとかをこういう勝手な弾き方して楽しんでました。でも、そういう弾き方すると当時の先生にはよく怒られましたけど。今の先生は毎回ではないですが、ときどき受け入れてくれるのがうれしいです。

 巨匠の人の演奏でも、モーツァルトに関してはいろんな弾き方をしているというか、どう見ても部分的に「セオリーを無視してないか?」といった自由な演奏を聴くことがあるので、古典派の曲といえどもいろんな弾き方をしていいんだと思います。だいたい私は素人ですし、楽しんだもの勝ち。

グリーグ/ホルベアの時代より プレリュード

 またもやホルベアの時間が足りなくなってしまい、少しだけ。2ページ目の左手でメロディーを弾くところで、重みが乗らず、音量が出ない原因として、右手の手首が高くて、左手を邪魔していると指摘されました。

 ここは白鍵に右手の手のひらがつくぐらいに低く。そして、鍵盤に指を付けて、キーの下半分だけを使って弱い音でアルペジオを弾けるように。ただし、弱い音でも指に重みはのせる、と。

 先生が私の腕に自分の手をのせてアルペジオを弾いて、どのくらいの重みをかけるのか教えてくれました。想像より重めなのでびっくり。

 アルペジオは指上げ練習もやっていましたが、今度は第2のパターンの、指を上げずに弱音で弾く練習です。地道に練習することにします。

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