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#20 ピアノのレッスン(4月 5回目)

 今月は何とレッスン5回目。ただ、今回は時間の半分はピアノを弾きながら、先生と今後のレッスンの方向性の相談をしました。内容はnoteでは書きません。レッスンで見ていただいたのはシンフォニア、ツェルニー、ホルベア。モーツァルトのソナタはしばらくお休み。

バッハ/シンフォニア10番

 シンフォニア10番は相変わらず、教室のグランドピアノだと弾きにくくてうまく弾けません。特に右手の指に重みが乗らないままで、音が小さく、響きません。そして、そのうまくいかない感覚を引きずるのでたくさん間違えます。家ではかなり引き込んでノーミスを連発していたのに。。。

 背中から意識して重みを乗せることはできませんか?

 先生がフレーズの最初の部分のタイミングで背中を叩いてくれます。背中の筋肉を意識させるためだとは思うのですが、そんな背中をポンポンと叩かれても弾きづらいというか、そう簡単に重みを乗せられるようにはならないというか。。。

 教室のグランドピアノを前にすると急にタッチが浮いた感じになり、自分でも鍵盤深く弾けていない感じに悩まされる。これはもう、イップスとかジストニアに近いのかもしれません。なので、またしても不合格。。。

ツェルニー30番 #1

 ツェルニー30番を今の先生に見ていただくのは初めてです。とりあえず1番を弾いてみます。しかし、今度は逆のことを言われます。

弾くこと自体はできているのですが、右手の音が大きすぎ。
指を動かしすぎです。この曲はレガートの練習なので、指をバタバタさせずに鍵盤の下半分を使うイメージで弾いて。

 どうも、子供の頃にツェルニーを弾いていた記憶がいまだ残っていたのか、無意識に指を上げて叩きつける弾き方になっていたようです。40年ぶりに今の先生に習い始めたとき、真っ先に注意されたハイフィンガーというやつですね。

 シンフォニアは指を伸ばして音を維持しなければならない指使いが多くて、そのため叩きつける弾き方はそもそも無理。ゆえに指に重みが乗らず響かないし弱い。逆にツェルニーは、指を丸めてバタバタさせて叩きつける弾き方が復活して音が大きくなってしまった、というところでしょうか。さらに、

フレーズをもっと意識して。左手の和音の変化も意識して。
拍子感も気にして。12/8拍子に聴こえます。

とのこと。ツェルニーは、主に指の強化というか、指に重みを乗せて弾けるようにすることを目的に今回から始めるはずだったのですが。。。。

 何だか、それ以外のフレーズとか拍子感を中心に注意されまくっている私。。。

 結局、ピアノの基礎というか土台がまったくなっていない、というのがツェルニーを弾いてよくわかりました。ただ、先生はツェルニーを一通りやるつもりはないみたいです。1曲やれば十分とか言っていました。個人的には基礎からやりなおすつもりで、一通りやってみたいけど。。。

グリーグ/ホルベアの時代よりプレリュード

 あまり練習が進んでいません。とりあえず1~4ページまで一気に弾きました。言われることは前回と同じ。2ページ目の右手左手の交差部分を弾きづらそうにしているので、右手をもっと低くして弾くこと。普段から手のひらが高めになって、指に重みが乗らないことがここでも問題になっています。

 あと、5ページの左手のアルペジオが難関で、弾き方がわからず練習が止まっていたのでその部分を中心に教えていただきました。

この箇所ですが、オクターブ以上に指を拡げるときに親指を上げて付け根の関節が凹んでしまうので、腱鞘炎になりそうになります。

 先生ははじめヤジロベーのようなイメージと言っていましたが、うまくいかないので、はじめから親指の関節が凹まないように拡げた状態で、さらに親指を鍵盤に平行に伸ばすイメージで弾くようにと切り替えました。

 GW中はこの部分の特訓をするようにします。

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