【ツェルニー40番】No.5、両手の重音スケールを何とか攻略
No.5は2ページ超と少し長めで、右手、左手と満遍なくスケールを弾かされる曲。
右手スケール主体のときはNo.4と同様に、拍を刻む左手を鋭く弾くように注意されましたが、だいぶ両手がそろって聴こえるようになりました。
苦手の左手のスケールは最初は笑っちゃうほど上手く弾けなかったのですが、40番はどうも私と相性が良いようで、弾けば弾くほど手のフォームが整っていくというか、指が少しずつ動くようになっていく実感があり、一応、形になるようになりました。
それでも、まだ4の指がうまく上がらず、音が重なってしまうことがあるので注意されますが。
重音スケールで集中力が切れる
問題は10度の重音スケールのところですね。
ツェルニー30番のときも重音スケールがよく出てきましたが、あのときは今と比べると左手が全然動いていなかったですね。
何の意識もなく、ただ右手に連動して左手が動いていただけなので、各拍で微妙に左右がずれて揃わない。前回の右手が細かく速いパッセージで、左手が音数が少ないパターンより深刻でした。
でも、今は左手の指を意識して動かせるようになってきたし、左手のスケールも弾けるので、だいぶそろって聴こえるようになりました。ただ、この部分は割と長いのですごく疲れる💦
先生もそのことに気づいて、、
とのこと。なので、右手と左手を指先に神経を集中してそろうように気合を振り絞ります。
あ、これは前のM先生も同じことを言っていましたね。確か左手の音量を絞るといいんだっけ。でも、そうすると、何だか先生は渋い顔。どうもうまくバランスが取れていないようです。なので、次回に持ち越して、この部分、練習しなおすことにします。
重音の音量バランスは度数で変える
どうやったら、重音をうまく弾くことができるのか。Youtubeを探してみると、いい動画を見つけました。
3度、6度、10度で左右がそろって聴こえる音量バランスは違うということのようです。左右の音量バランスを微妙に変える、と。引用させていただくと
どうも私は、以前習っていたM先生に言われたまま、3度重音のときのようにとにかく左手の音量を絞ればよいと思い込んでいました。10度の場合は左手の音をもう少し出したほうがよいようです。
この先生の動画、ほかにも前回の記事での、右手と左手がずれる場合のそろえ方にも解説しているし、すごくいいですね!
この先生のことは以前からSNSやブログで知っていましたが、ほんと、いいなぁ。私、曲想・表現のことしか言わないピアノの先生って手抜きしているように見えて好きじゃなくて。まずはこういう細かい基礎のテクニックを解説してくれる先生に習いたいなぁ。
でも、遠い場所にいるみたいだし、どうも上級者しか見てくれないみたいなので無理そう。あきらめよう。
というわけで、10度の重音スケール部分ですが、何とか集中力を切らさないように全集中で弾いて、バランスも少し左手強めにしたら、何とか合格になりました!
次回はまた、手首の回転を使いやすいパッセージのNo.6。先生もそれを見越して、楽譜を見せながら釘を刺されました。
うお! ほんとだ。No.6については最初にちゃんと、leggiermente, non legato(軽く優美に、ノン・レガートで)って書いてある!
しかし、こういう音型でどうやったらノン・レガートになるんだろう。。。
ひとまず、スタカート練習しながら考えることにします。
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