#37 弾く前にカウントするとうまく弾けない。。。(レッスン7月5回目)

 発表会前のじっくり練習は今回が最後。あとはリハーサルと本番前日の簡単練習のみです。レッスン開始早々、先生は、

お辞儀してから弾いてみてください

と、本番を想定して弾けということなので、その通りにして、通しで弾いてみます。

で、根本的なダメ出しが、弾き始めにカウントしていないので、前奏曲はテンポが安定せず速く弾いてしまっている、リゴードンは拍子感が感じられない演奏になっているそうです。

ただ、これは私にとってジレンマです。

先生には、「弾き始める前に拍を数えるように」と以前から何度も言われているのですが、まず、私は体を動かさずにカウントを取るのが苦手。つい、頭を振ってしまいます。

それに頭の中でカウントして弾こうとすると、出だしでミスしたり、指が回らなくなることが多発。出だしでミスるので、かえってテンポも拍子もグダグダになることが多いのです。

頭を振ったり、膝で手を叩いたりしたりして、体を使ってカウントすると失敗することが減って、まだマシなのですが、頭で数えると本当に安定しない。。。

つまり、カウントとることに意識を持っていかれて、かえって演奏に悪影響が出ているのです。

最初の一呼吸の一瞬で弾きはじめちゃダメなんだろうか。。。

その場合、体内の拍感やテンポ感がストレートに出るので弾きやすいし、失敗も少なく、気持ちよくのびのびと弾けることが多いのだけど。。。

それともあえて、カウントするなら、目立たないように体で隠して、左膝を手で打ってから弾き始めるか。。。

本番のときに、危険を冒してまで、先生の言う通り、頭で拍を数えることに意味があるのか、どうか。本当にジレンマです。

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