製作日記18 調性に挑戦する

Chill Math Rock Vibesってなんなんですかね?

自分でつけといてなんですが、それっぽい言葉を並べてみました感すごい。

コード進行は、……。

バッキングに2音しかなければコード進行もないか……。

ともあれ、後半に向かってグッと盛り上がるような演奏になったので、できれば通して聞いていただきたいなぁ。

この曲は、特にメロディーを弾いている際、調性を気にしていないんだ、ということを表現できるように意識しました。

手法としては、FとAの音はこのコード進行の中で特に安定的な音なので、それを中心に半音のインターバルで3を続ける形で演奏を繰り広げていく、というもの。

この辺から、そういった作りになっています。

こうすると、あたかも2つの別のものがFとAで交差したり、それ以外の音で離れていったりしていく、二重らせんのような演奏ができるのかなぁ、と。

個人的には非常に気に入っています、この手法。


これを突き詰めると、例えば、

C#m7→F#7→Bm7という、バークリー式でいえばBメジャー(イオニアン)が使いたくなるコード進行の上で、Cメジャー(イオニアン)を使い、BとEで安定させつつ、他の音で遊ぶ、みたいなことができますね。

さしずめ、調性に挑戦するためのエチュードでしょうか。


まぁ、半音のインターバルの音をみっつ続けるようなチャーチモードはないので、まず今回のソロの作りはチャーチモードへの挑戦です。

また、半音のインターバルの音みっつが続くスケールとして、ブルーノートスケールがありますが、私のソロでは、ありとあらゆる音に対して半音のインターバル3音を並べているので、ブルーノートスケールでも解釈し得ません。

っていうか、ブルーノートスケールを強調したいなら、半音4つを続けるべきですし。

まぁ要は、12音階の範囲内で、既存のスケールに挑戦しようとした結果といえますか。

自分は弾いてて楽しかったのですが、どうでしょうか。




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