2022/09/11 リゾバ日記17日目 カスジジイ
・昨日は宿泊客が0人(そんなことある?)だったので、今日の朝はフロント含めて誰も出勤していなかった。私は料理長から夕食の仕込みを任されていたので7:30には厨房に向かったのだが、鍵があいていない。こういう細かな伝達不行き届きがすでに数えきれないほどあり、田舎のぬるい職場環境にうんざりしてしまう。
・鍵を持っている人が誰かもわからないし、そもそも誰の電話番号もわからないし、わかったとて朝早くに電話をかけるのも憚られるので、なんとか入館する方法を探して宿の外周を回ってみたところ、裏手にゴミ廃棄場のシャッターがあった。たしか厨房にもつながっているはずだ。
・ガラガラガラと開けて入ったが、不法侵入してるみたいで心地が悪い。なんとなく電気もつけづらくて、必要最低限の一箇所だけ点灯させて、ひとり黙々と作業をした。
・昼前になるとようやく他従業員がきて、なにかまかないは無いのかと騒ぎ出したので、適当にうどんを茹でて出した。きんぴらやひじきなどの惣菜類も期限が切れそうだったので独断で出した。
・みんながまかないを食べ終わった頃に料理長が出勤してきて、色々と卒なく終わらせてある状態にご満悦の表情を浮かべながら「おつかれさん」と私の肩を叩いた。労われても嬉しさなど微塵も湧かず、「1ヶ月働きに来ただけのバイトに任せすぎだろ」と思うのみだった。
・夕方からの勤務では62歳の料理長によるセックストークが繰り広げられて、本当に文字通り吐き気を催してしまった。以下ちょっとキモすぎるので苦手な人はブラウザバックをおすすめします。
・やるべき作業もせずに人差し指でぽちぽちスマホ操作してんなーと思ったら「みろよこれ」と20代後半くらいの女性の写真を見せてきた。「かわいいっスね、誰ですかこれ」と聞くと「でしょ?俺さ、この子とよくドライブとかしてたんだわ」と返ってきた。
・曰く、5年前くらいに働いていたホテルで、その子はフロント勤務だったらしい。最初は少し怖がられていたけど、一度厨房に来た彼女にこっそりお酒を飲ませてあげたところ、以来よく遊びに来るようになったとのこと。週末になると「よしじゃあドライブでもいくか!」と外に連れ出して、フレンチをご馳走したり初めてのバーに連れて行ったりして「まぁ、やることはやった照」と言っていた。
・きっっっっしょ!!!!
・当時57とかで20代そこらの女の子とドライブデートからホテル行きました〜^_^じゃないのよ。ガチで気色悪い。てか既婚だろおっさん何やってんだ。
・「厨房のな、作業場があるわな。そこにその子がこう腰掛けてるわけ。で俺がハグしにいくわな。こう。そうするとちょうどさ、当たんのよ(笑)」つってて、持ってた包丁をつい向けそうになってしまった。エピソード自体も100気持ち悪いんだけど、それを若いバイト相手に自慢げに話してるのもかなり気持ち悪くて、ジジイの剥き出しの性欲も受け付けなくて、不倫してるのも本当に嫌で、もう、ふつうに、料理長のことを嫌いになってしまった。
・明日からちゃんと働けるかな私は。素直に指示を聞けるかな。
・とりあえず包丁を持つのはやめておこう。
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