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肝性脳症の看護

皆さん、年末年始は何を食べましたか?

私はもつ鍋、カニ鍋、焼き肉、、、
かなりお腹周りが心配になってきました。。笑

ところで看護学生の皆さん、
肝臓は苦手な方も多いと思います。

どの分野もそうですが、少し遡って学習すると覚えやすいですよ。

例えば、肝性脳症。
看護といえば、食事指導(低たんぱく食)と便通コントロール
検査項目はアンモニア(NH₃)ですね。

つまり、高アンモニア血症による意識障害のことですね。

では、アンモニアってそもそも何だろう?と考えるのが大事です。

アンモニアは腸管内で腸内細菌がアミノ酸と結びつくことで産生されます。つまり、腸管内の腸内細菌の量とアミノ酸の量を減らしてあげることが重要
というわけですね。

腸内細菌は腸管内の流れをよくすることで、体外に排泄されます。
つまり、便通をよくすることで腸内細菌が減少するのです。

アミノ酸はたんぱく質の最小の単位ですよね。
たんぱく質の摂取量を減らすと腸内細菌がいくら多くてもアンモニアは産生されなくなります。
つまり、たんぱく質の摂取を制限することでアンモニアは減少します。

ということで、看護師はたんぱく質制限と便通コントロールをします。

どうですか?
簡単ですが、少しはイメージ出来たでしょうか?

項目だけ見て覚えることができるのは一部の天才だけですので、
掘り下げて学習をしてみてください。


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