#19)今日の好き曲『LSD/DJ後藤まりこ』

いまこの書き出しを打っているのが6月4日の23時15分頃で、これから約45分でおそよ700~1,500字程度の最低限読める文章を書く必要に迫られて焦り倒している。

しかし序盤こそ「三日坊主にすらなれずに終わりそうｗ」とやたら自分でフラグを立てていたものの、なんやかんや19日も続いている本企画。

自分で言うの変だが文章の中身や完成度さえ求めなければ、ひとまず場当たり的に間に合わせをでっち上げるのはそう難しくないだろう。

ただ今日に関して一つ状況が違うのは、これを書いている時の僕は先ほどとあるアイドル関連のニュースを聞いて非常に心が乱れている。

平たく言えば情緒が不安定になっている。

ただその辺の感情は大雑把にいうとネガティブ色の強いものなので、当該の個人名と一緒にネットで吐き捨てるのは憚られる。

けれどもこうして要点をボヤかしてでも吐き出さないと仕方ないレベルで気持ちが乱れ倒しているのでほぼ本能的に書いている。

そしてこの時点で23時30分を回った。

最後に良くないワードを書いてないか再チェックする時間を考えると一刻も早く本文を完成させないとヤバイ。

そんなムダなセルフ実況を経て話を戻す。

まぁはっきり言って上記引っかかったニュースというのはあるアイドルのカムバックというか、活動復帰に関する事柄なのだけど、「この辺は人によって意見が分かれるところだろう」というエクスキューズを挟んで率直に私見を述べるなら、アイドルの「卒業」は個人が注目を浴びるうえで(少なくとも同グループにおいては)1回しか出せない切り札級のカードだと思うのだ。

公式に卒業発表して、盛大に卒業ライブをやって、更には卒業に関するグッズ等もしっかり売った癖にそのすぐ後で「やっぱり辞めるの辞めましたｗ」と簡単に戻ってくるというのは正直神経を疑ってしまう。

だって結果的に「嘘」になったその卒業を見届けるために無理して都合を合わせて会場に来たファンもいたかもしれないし、「最後だから…」という気持ちで思い出として卒業グッズを購入したファンもいたかもしれない。

そういう人達の存在を思えばそう簡単に卒業や撤回を口にできるものではないし、自分の進退一つで多くのファンが右往左往するということにも想像力が働くはずだろう。

もっといえば、公式発表としては「卒業後にやっぱりまだアイドルを続けたいと思った(大意)」という事だが、これが一度卒業したことも含めすべて元から決まっていた台本通りのシナリオだったと疑われても何の文句も言えないだろう。

もちろんファンに与えられた選択肢は「応援をするかしないか」という0か100のどちらか一つで、まるで株主のように運営の決定に文句をつける権利は微塵もないのだけど、より速度感を増すシーンの中でヒキのある話題を作るためだったとしても、個人レベルでのファンの感情を軽んじ過ぎているのではないかと思ったのは事実だ。

それだけは忘れないようにここに記したい。

もちろん悪徳な手法を用いずに商業的成功を収めればファンも演者もウィンウィンなので良いは良いのかもしれないが、まるで各サイトが検索エンジンに最適化しすぎて上位が中身の無いまとめ記事だらけになったグーグル問題さながら、時代を読んでただ収益化に最適化していった結果としてガワの充実に反して実(ジツ)の部分が削れたり、目に見えない情緒的な価値がどんどん失われているような気がして寂しい。

これを過去の美化にしがみ付く懐古主義と言われればそれまでかもしれないが、されど引っかかったものは引っかかったので思いつくままに書いた。

そして今更ながら今日の好き曲はDJ後藤まりこの『LSD』。

人生レベルで大好きな映画の主題歌なので本当はもっと曲の話にも触れたかったものの、既に50分を回っておりそれは難しそうなので「今の情緒不安定さに近いイメージの曲を選んだ」という理由だけ書いて文を結ぼうと思う。

いやー、部外者が何かいう必要も権利もないとは分かっていながら変に熱くなってしまったことを今少しだけ反省している。

ただこのブログの更新はどうにか間に合ったので、とりあえずOKってことで。

それではまた明日！