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子供はガッカリ、先生はニコニコ

今日、9月12日、湖西市岡崎小学校で「職業講座」の授業をしてきました。
当初は、職業講話として聴いていましたが、講座になっていました。

いろいろと話をしましたが、いろいろな意味で一番ウケたスライドです。

学校で学ぶ範囲で、不要な科目はありません。

スライドの最後に、要点を一文にまとめました。

子供たちは、一斉に『えぇ~え?』との声。
一方、先生方は、満面の笑顔でした。

学校で学ぶ範囲で、不要な科目はありません。

多様性を否定することか

ゆとり教育として、特異性を伸ばす教育に切り替わりました。
テレビ番組でも、『XX博士ちゃん』と呼ばれる子供が登場する番組もあります。

そのような変化を考えると、学校教育も多様化し得意な分野を伸ばすべき。

という意見も出てくると思います。

そのような意見を聴く一方で、日本は横並びを求める傾向が強い。
『天才』と呼ばれる才能と感覚を持った人たちを、認めない文化がある。

苦労して月日を重ね、積み上げた才能や感覚を強く評価する傾向があるし、
その月日に価値を見いだしている。

そんな社会で、特異性の部分だけ伸ばすことは、社会に受け入れてもらえなくなる可能性も考えました。

また、海外に出た時、興味や関心も薄く、その方面は勉強をしていなかったので知らなかった。いわゆる常識的な知識の欠如という部分です。
それも寂しい話だと考えたのです。

だったら、最低限の知識と素養を身に付けてもらい、そのうえで特異性を伸ばしてもらった方が良いのではないかと考え、このようなまとめにしました。

職業はいろいろ

こんな話も提供しました。

飛行機を飛ばすために、いろいろな人達が協力しています。

飛ばすためには、パイロットという職業があります。
また、乗客の旅行を機内でサポートするアテンダント(客室常務員)という仕事もあります。

安全に飛ばすために、空港には整備士がいます。
空港設備を点検・補修する人たちもいます。

地上で、搭乗券の確認や乗客支援をする人たちもいます。

たくさんの職業の人たちが、「飛行機を安全に飛ばす」ということに関わっています。

興味の枠を狭くせず、一つのことに対し、関係しそうな職業を調べてみて自分に合う仕事を見つけてください。

早ければ、3年後、あるいは6年後、遅くとも10年後に彼らは社会人として世の中に出てきます。

その時、私は70近くになっています。
一緒に働くことができるのかなぁ。



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