見出し画像

何も思いつかねーなと思う日も喜劇になる。

割引あり

※「なんでも挑戦」をモットーにやっておりますたぬきちチャレンジ(初耳)。今回も有料記事チャレンジですが、真の目的はSNS拡散で有料記事を無料に!の挑戦です。noteの新機能試してみます!!

なんだかここ数日集中して創作活動に没頭していたせいか、急に創作意欲がポンッと炭酸が抜けるように消えてしまった。

よくある事だ。どう考えても何も思いつかない。何を見ても特に面白くもない。「あ、箸が転げた。あはは」

そういう時は、ただひたすら好きなものをインプットする時期だ。何もアウトプットできないのだからインプットする以外に燃料はないということだ。

「何も思いつかねーな」と独りごちると、耳ざとく聞きつけた娘子だぬきがやってきて「子だぬきは、なーんでも思いつくから代わりに書いたろか?」と言ってくれる。

じゃあ書いてとお願いするとものの3分も経たないうちに姿を消した。ノートには自分の名前だけが書かれていて、1行も文章がない。

「詐欺じゃねーか」いや、寧ろこうやってネタを提供してくれる。さすが我が家のコメディエンヌ。兄子たぬきも嫉妬する笑いのセンス。

「子だぬきは申年産まれやから面白いねん。」これが彼女の自慢だ。私は産まれながらにユーモアのセンスがあるのよと巳年産まれの兄に自分の面白さの次元の違いを誇示する時の決めゼリフだ。

そんな巳年の兄子だぬきも年を重ねる毎に家から出ても自分らしく振る舞えるように成長してきた。

学童の延長預かりで迎えに行った帰り道、同じく目ざとく少し開いた窓から職員室を覗いて監視カメラのモニターを見つけた。

「どこに監視カメラあるんや」子だぬきずが躍起になってカメラを探し始める。監視が必要な場所といやあ校門でしょうよと思いながら好きにさせておく。

ここから先は

1,273字

サポートは活動の励みになります!ありがとうございます😊いただいたサポートは恩返しではなく恩送りとして循環させていただきます〜✌️