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ショウ・マスト・ゴー・オン 大千秋楽タイトルを地でいく大奮闘を観た! 

三谷幸喜さん作・演出のバックステージ・コメディ「ショウ・マスト・ゴー・オン」千秋楽を運よく観劇することができました。

・三谷幸喜さんの原点と言える「ただただ笑って、後に何も残らない喜劇」タイプの芝居であり、劇団「東京サンシャインボーイズ」時代の代表作である作品の28年ぶりの再演
・三谷幸喜さんが出演者の怪我や体調不良による代役を結局4度(順に小林隆さん、シルビア・グラブさん、浅野和之さん、鈴木京香さん)務めることになった、タイトルを体現する波乱万丈ぶり
・収まらないコロナ禍の中、福岡、京都、東京と上演を重ねてきた公演の大千秋楽

ということで、とってもとっても貴重なチケットをたまたま譲って頂けて(本当に本当に、ありがとうございました<(_ _)>)ドキドキしながら劇場に向かいました。
自宅からは結構遠いけれど、規模やデザインなどが好きな劇場、世田谷パブリックシアターです。

流石三谷氏の代表作。1992年のテレビ版と、1994年の再演時の舞台中継とを観たことがありましたが、今回、更に色々とバージョンアップされていて、笑いの溢れる、とても楽しい2時間半を過ごしました。
主役の舞台監督を女性にした、初演からの最大の変更点を思うと、当初の配役で観たかった思いは正直ありますが、三谷氏の主演という貴重な機会に巡り合えて、稀有な観劇体験でした。
何度も繰り返されたカーテンコールでは、休演者が相次ぐ困難な状況の下、出演者が一致団結して二カ月弱に及ぶ公演をやりとげた充実感に溢れていました。三谷氏に押し出されて挨拶した小林隆さんの言葉(うろ覚えですが)

「私の怪我からすべてが始まりました。
 皆で京香さんの無念を胸に務めました」

に、すべてが集約されていたのかな。
本当に皆さん大変だったことでしょう。お疲れさまでした!
鈴木京香さん、どうぞしっかり養生されて、また力強く復活してください。

パンフレットも中身が充実していて、久しぶりにパンフ類を買ってよかったなあと思っています。

出演者、スタッフ、関係者の皆さまの大奮闘に、改めて拍手を送ります!

公演ポスター


観劇の前には、劇場近くのカフェでスイーツタイム。
冬季メニューのレモンパイが絶品!でした。大ぶりのカップでサーブされるスパイスの効いたチャイにほっこり。

チャイとレモンパイ

発売を楽しみにしていた、ある雑誌も手に入れて、いい一日でした♪





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