見出し画像

歴史と自然が融合する温泉街:野沢温泉村

長野県北部にある野沢温泉は野沢菜の発祥の地でもあり、古くから湯治場として栄えてきました今回はその街を散策してきた時の模様をお伝えします。

日本で唯一温泉村名に温泉がつく村、野沢温泉

野沢温泉郷は、長野県北部に位置する歴史ある温泉地で、多彩な外湯が特徴です。13の共同浴場があり、宿泊者は無料で利用できます。

温泉の他にも、冬にはスキーリゾートとして人気があり、夏にはハイキングやサイクリングも楽しめます。
また、豊かな自然に囲まれ、四季折々の美しい風景が魅力です。温泉街には伝統的な建物や神社も点在しており、文化的な散策も楽しめます。観光と癒しの両方を満喫できるスポットです

昔ながらの温泉街の街歩き


古き良き温泉街の様な街を歩きます

真夏のある日、場所柄か、夏にしては涼しい温泉街を長野旅行の立ち寄り地として散策します。


同行者の都合により温泉はなし

山奥ですがなかなか広く坂は急です。しばらく歩くと「大湯」や「御釜」といった名所の程近くに湯澤神社が見えて来ます。


温泉地とともに歩んできた湯澤神社


境内に隣接する健命寺から別れたとされています

神社の本殿は簡素でありながら品のある造りで、越後国出身の岩崎嘉市良重則による彫刻が施されています。
境内には樹齢1000年を超す大欅や松尾芭蕉句碑などがあり、歴史と自然が調和した趣深い場所です。

野沢菜発祥の地 健命寺


曹洞宗の古刹で、薬王山の山号を持ちます

創建は永禄11年(1568年)で、薬師如来が十二神将像と共に安置されています。

天正12年(1584年)に上杉氏の家臣である市河新六郎信房が寺領を寄進し、南室正舜を開山として中興されました​

健命寺は、野沢菜発祥の地としても知られています。江戸時代の八代住職晃天園瑞が、京都から天王寺蕪の種を持ち帰り、野沢菜に変異したと伝えられています​

野沢温泉の中心  麻釜


90度以上の湯が湧き出ることで有名で30余ある源泉の一つ
名前の由来はかつて麻の皮をむくためにこの温泉を利用したことから

麻釜は野沢温泉の台所とも称され、地元の人々が野菜や卵をゆでたり、山菜を洗ったりする場所として日常的に利用されています。

また、麻釜は国の天然記念物にも指定されており、観光名所としても人気があります​


お土産屋さんでソフトクリームが売ってたので立ち寄ります


店主さん曰く日本一のソフトクリームらしいですが確かに美味しいのでおすすめ

気のいい店主さんと話してから車に戻ります。

高級そうな宿屋街を歩いて戻ります。

公共交通機関でのアクセス

  1. JR北陸新幹線:飯山駅から野沢温泉行きのバス(野沢温泉ライナー)に乗り、約25分で終点下車、徒歩5分。

車でのアクセス

  1. 上信越自動車道:豊田飯山ICから国道117号を野沢温泉方面へ約18km(駐車場はなし)。

まとめ

今回は信州屈指の温泉街の野沢温泉をご紹介しました。一度宿に宿泊して外湯を楽しみたいと思えるそんな温泉街でした。

温泉も楽しめましたが飯山市からのアクセス道である国道117号が輪行サイクリングにおすすめの場所なのでいつかご紹介できたらと思います。

皆さんのおすすめの温泉地があれば教えてくださいね。

この記事が参加している募集

旅行記という記事の特性上、予算がかかります。もしサポートして頂ける方がいましたら力を貸してください