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僕らの日本代表


はじめまして、、ウージローと申します。はじめてのnote、はじめての投稿を失礼します。

僕らのサッカー日本代表は只今アジアカップを戦ってます。

アジアの国々のナンバー1を決める大事な大会であり、今後ワールドカップを目指す代表チームにとって試金石になるのは間違いない大会でしょう。

小さい頃からサッカーと共に暮らしてきた僕にとって代表は憧れでありプライドであります。
いつの時代も一緒になって泣いて笑って興奮と感動を頂いてました。

"歴代最強"
現在の代表チームはそう言われています。
カタールワールドカップでの悔しい敗戦後、指揮官を続投し船出。
最近まで連勝し躍進している。


個人的な見解ですが第2次森保ジャパン好調の要因は3つ。

ひとつ目は選手個々のレベルアップ。


イングランドプレミアリーグは世界最高と言われている。

キャプテン遠藤は現在そのイングランドプレミアリーグ首位のリバプールに所属している。

移籍当初こそチームに馴染む事に苦労し試合に出られなかったり途中出場やハーフタイムでの交代などあったが、時間の経過と比例するように出場機会を確保。

プレミアリーグ特有のスピード、チームメイトの特長や癖、真骨頂でもあるインターセプトを武器にスタメンフル出場も板についてきている。

冨安健洋も同じくイングランドプレミアリーグ。
首都ロンドンをホームタウンにしているアーセナルに所属。

ハイクオリティにしてポリバレント、所属チームでは代表でも馴染みのあるセンターバック、右サイドバック、左サイドバックなどで出場し昨季リーグを2位で終えたチームに欠かせない選手に成長している。

三苫薫も同じくイングランドプレミアリーグのブライトンに所属。

ロマンを追求した攻撃的サッカーを展開するイタリア出身のデゼルビ監督のもとスタメンを確保。

2年目の難しいシーズンをもち味のドリブルとポテンシャルでチームの攻撃を牽引している。

久保建英は22歳にしてラ・リーガことスペインリーグのレアルソシエダに所属。

レアルソシエダに移籍するまでは忍耐を強いられる日々を送っていたが移籍と同時に才能が爆発。

今やスペインリーグの中でも注目の攻撃的な選手に成長した。

ふたつ目は森保監督体制の継続。

森保監督については賛否両論がいつもついて回るが代表監督となればやむを得ない。

一般的にチームはトップダウンが通例だがカタールワールドカップまでの道のりの中で試行錯誤し選手からの意見を取り入れるボトムアップ型に変化。

今や代表チームも海外のクラブに所属している選手が選考されるのが通常運転となっている。

代表選手達は普段からヨーロッパの屈強なフィジカルバトルと卓越した技術、困難に立ち向かうメンタルを日々磨いている。

もちろんヨーロッパに行けば日本人は助っ人外国人になる。批判の的にもなり得るし、もちろんアジア人差別もある。綺麗事ではない。

そしてそこには、各チームに個性的な監督がいて勝つ為に必要な戦術やスピリットを教えられる。

所属チームや国柄、土地柄、クラブの持つアイデンティティ、監督個人の経験により指導がなされる。

ヨーロッパに散って日常を過ごす選手達が森保監督から招集を受け日本代表に合流する。

海外所属チームの経験やチーム戦術などを代表チームに還元する、意見を言い合いアイディアを共有する。

選手達が意見を言いやすい環境を作っているのは間違いなく森保監督の人柄、懐の深さだといえる。

一方で先述したように選手達は海外の高いレベルでプレイしている、
森保監督は海外での指導経験もプレイ経験もない。

カタールワールドカップ最終予選の時には負けが先行し解任騒動にまで発展。

代表OBや識者、サッカーファンの間でも森保監督の戦術的な思考や指揮官としての哲学、修正力に対しての疑念は増していくばかりだった。

厳しい状況の中で選手達は意見をぶつけ合い共有し話合いの結論を森保監督に報告する。

監督と選手の間を取り持ったのは、当時のキャプテン吉田や海外経験豊富な長友、ベテラン川島などだ。

チームはひとつになっていく。
献身的で戦えるベテラン選手と海外で活躍している若手や中堅を見事に融合しカタール行きを決めた。

森保体制の継続で新コーチを招聘、スタッフの入れ替えや分析官の就任にも着手。新陳代謝をはかった。
ボトムアップ型を更に進化させ右肩上がりにチーム力を最大化させている。


3つ目は親善試合の対ドイツ。

ドイツ代表はカタールワールドカップでまさかのグループリーグ敗退、ヨーロッパの中でも代表チームとしての実績は間違いなくナンバー1。

カタールワールドカップ初戦で日本に敗れリズムを崩し姿を消した、ドイツ代表はカタールワールドカップ後も調子がなかなか上がらなかった。

自国開催の2024ヨーロッパ選手権を控え、自信と輝きを取り戻す為にもドイツ代表はホームで日本に勝つ必要があった。

とはいえ、ワールドカップで日本に負けてもドイツ人からすれば日本は格下のままだ。ワールドカップで負けてしまったのは偶然、支配率もシュート本数もドイツが日本を圧倒した。

ホームでの親善試合で日本に勝つ必要があった。内容も結果も両方手にしないと自信は取り戻せない。

しかし、ドイツ代表の前に現れた日本代表は・・・
歴代最強の日本代表だった。

個人的な見解ですが過去振り返ってもこれ程素晴らしい試合はないと思う。

舞台は整った、完全アウェーのドイツ戦。

冨安健洋がディフェンスリーダーとして君臨し、遠藤航はフィルター役として縦横無尽に走った。

上田綺世はドイツ人とのフィジカルバトルを制し、三苫薫と伊東純也の両翼にドイツディフェンス陣は後手を踏んだ。

前半はすでにカタールワールドカップのそれとは全く違う戦いをした。

がっぷりと組合い、まさに強豪国同士のようなゲームを展開。

そして、日本代表はリードして折り返すとワールドカップ本番さながらフォーメーションを変更。

公式戦さながら森保監督はすぐに手をうつ。

ディフェンスリーダー冨安からの提案もありディフェンスラインを1枚増やし前がかりになるであろうドイツの攻撃を引っ掛けてカウンターを狙う。

途中、攻撃の選手などを入れ替え試合終了間際に2ゴールを奪い完勝。

3つの要因を手に僕等の日本代表は次のステージへ。

こうして連勝を重ねて迎えたアジアカップ。

初戦のベトナム戦から日本は苦しんだ。

視点は変わる、世界の競合と渡り合う為のビジョンとアジアの国々相手のビジョンは全く異なる。

追う立場から追われる立場になる、FIFAランクも日本はアジアトップだ。

勝って当然と思われた日本はアジアカップグループリーグ第2戦のイラク戦で敗れる事になる。

イラクからすれば国中がお祭り騒ぎとなる程の大金星。

近年の実績も選手のクオリティも選手層も全て日本が有利と思われた、しかしながら初戦のベトナム戦から日本は様子がおかしかった。

地力の差で勝ったものの内容は伴わず、一抹の不安を残した初戦。チーム全体の修正が必要だった。

中東カタール開催のアジアカップ、地の利など日本にはない。気温も高く疲労の蓄積もあるはず。

対戦相手はカタールワールドカップで日本がドイツ・スペインに金星をあげたように、ひと泡ふかせる為に必死にくらい着いてくる。

シーズン途中でのアジアカップ開催、全てを初戦から"100"に持っていく事が不可能なのは容易に想像出来る。

親善試合のドイツ戦のようなモチベーションもコンディションも何より土台となるメンタリティも明らかに低下していた。

世界的にみればアジアはサッカー後進国とみられがちだが近年ではアンダー世代でもワールドカップでも少しずつ結果を残している。

カタールワールドカップで後に優勝する事となるメッシ率いるアルゼンチンに唯一黒星を付けたのはサウジアラビアだ。

初戦から日本の攻守に連動したお家芸とも言えるサッカーは息をひそめチームでの連携より個人頼りのサッカーに終始した。

更にイラク戦では相手のスタイルに合わせてしまい取られてはいけない時間帯に失点、修正も出来ず交代策もはまらず敗退した。

イラク戦の敗戦は色々な疑問が残る試合となった。

違和感は大会前からあった。それは、日本代表が設定するアジアカップの位置付けだ。

"優勝しかない"
選手も監督もそう口にすりはがヨーロッパのクラブに身を置く選手達のモチベーションは高いのだろか?
コンディションは大丈夫だろうか?

メンバーは歴代最強かもしれないがコンディション面は歴代最強と呼ぶには程遠い。ヨーロッパのシーズン途中という事もあり選手は皆傷だらけだ。

今や日本代表の顔である三苫薫はリーグ戦での負傷を抱えての参加、冨安も久保も然りだ。

代表スタッフによるスカウティングのレベルは定かではないがこのご時世、映像でも研究は出来るはずであるがなぜか試合開始から相手に主導権を渡した、スカウティングで対策していれば修正も難しくないはずだが。

ゴールキーパーの人選はA代表初招集の選手も居ればキャップ数の少ない人選に偏っている。

サッカーにおけるゴールキーパーはかなり特殊なポジションで、技術や体のサイズだけでなく経験値やコーチングも要求される。

一般的にセンターラインには中心選手を据えるのがサッカーにおいての定番の考え方、会社で言えば役職を任す人事みたいなものでそこがしっかりしていれば大崩れはない。

キーパーはもちろんセンターラインのひとつ。

経験豊富な選手は1人も選ばれてない。アジアカップの2試合で失点は4。代表チームのプレッシャーやイラク戦のアウェーのスタジアムの雰囲気、開始早々の失点、今回選ばれているキーパーが背負う荷物としては少々重すぎる気がしてならない。

そう考察していくとやはり準備不足という印象が強い。
メンバー選考からよく言われる色々な場面の想定を更に細分化する必要はある。

監督やコーチ陣の修正力も試合や大会のレベルが上がれば上がるほど必須になる、プランAだけでは諸刃の剣。
今のメンバーであればかなり高いレベルでBもCも遂行出来る。

それを実行するには土台となるメンタリティやコンディション、同じ方向を向く共有力の部分があっあてこそになる。

イラクに敗れた事でグループ首位通過は消えた。

運命の第3戦はインドネシア戦、サッカーにおいてなかなか聞きなれない国だが、間違いなく日本をリスペクトし死に物狂いで立ち向かってくる。

インドネシア戦は今までの2試合を払拭するような試合の入りをみせた。

スタメンを8人入れ替えてもこのレベルのサッカーを体現出来るのは簡単な事ではない。

日本は"らしさ"を取り戻しグループ2位でトーナメント進出を決めた。

試合開始から前への意識が高くボールを失っても動きを止めず相手陣地で奪還する、このスタイルこそ日本のスタイルのひとつ。

初スタメンのサイドバック毎熊はオランダでプレーする菅原からポジションを奪っていい資格をこの試合で手にした。

右サイドを堂安、久保、毎熊で崩し左を中村、旗手、中山で攻略にかかる。
そこに久保や上田が絡む。
奪われたら近くの選手がプレス、相手が前にショートパスを送ると遠藤が立ち塞がり、ロングボールを蹴ると冨安が回収する。

この守備のリズムこそ森保監督の狙いだろう。もしくは、選手達のやり方だろうと感じる。

トーナメントに入れば相手のレベルは更に上がる。
次の対戦はバーレーン。韓国がいるグループを首位通過した中東の国だ。ちなみに民放中継はない。

ここから先はノックアウトステージになる、延長・PKまで戦う可能性もある。
スタメンの選考、戦術面では対策と修正、交代のタイミングなど含めてより細部にまで目を向けて準備する必要がある。

更に対戦相手を考えると中東勢との試合が増える可能性は高い。
つまり気候やファンは相手に味方するしレフリーの笛も相手寄りになりやすい。

その上で、ワールドカップを見据えた時にはこの状況を乗り越える術を手にする必要がある。

大会に入ればアジアカップもワールドカップも同じような状況はよくある。

コンディションが上がらない事も選手が不調に陥る事もカードの累積によるアクシデントも想定内でなければならない。

有難い事に今大会は26人の選手登録を許されている。毎試合23人を選考して試合に望めるのは怪我人が多い日本にとってはポジティブな事といえる。

勝てば勝つ程、疲労は蓄積しアクシデントも増える。
スタメンと交代カードだけを考えても選考の特性と組み合わせを間違わない事は必須になる。

対戦相手よりも自分達にフォーカスし日本のやりたいサッカーを体現するしかない。
ローテーションも含めて監督・コーチ陣も最善策を導き出す必要がある。

三苫薫の復帰も期待したいがいきなりスタメンでの実践復帰は考えにくい、ただオプションとしては最上級のゲームチェンジャーになれる事は間違いない。

ここからの熱い戦いを期待したい。


〜最後に〜
初めて投稿しました、書き方も文章力もいたらない事ばかりです。
ノートの機能もこれから少しずつ改善して読みやすいように作ります。

サッカー以外にも音楽や料理など色んな事を書きたいと考えてます。








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