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黒田 剛
ご存知!
町田ゼルビアを就任初年でJ2からJ1に引き上げた男。
今回は黒田剛を特集したいのだ。
私は黒田剛監督に期待している。
どうやら世間では高校サッカーの監督がプロで指揮をとる事自体に悲観的な声もあったみたいだが就任初年で結果を出せば何も言えまい。
〜黒田 剛〜
1970年北海道札幌市産まれ
登別大谷高校(現・北海道大谷室蘭)
大阪体育大学、ホテルマン、公立高校教諭を経て94年に青森山田高校サッカー部のコーチに就任
日本代表などでもGKとして活躍した故・田口光久氏。
当時は田口が青森山田を率いていたが
その田口から
(やる気があるならすぐに青森に来い!コーチをやってもらう)
と黒田に一報が入り、物語がはじまる
24歳で青森山田高校サッカー部のコーチに就任
赴任翌年には田口監督と長年一緒に組んでいたコーチが滋賀県の専門学校に引き抜かれ、青森に来て2年目から監督として重責を背負う事になる
部員わずか20人からはじまったチャレンジ、雪国での環境、全てを受け入れ難局を乗り越えた
青森山田高校サッカー部を率いて28年間、全国高校サッカー選手権26回出場、3回優勝
インターハイなど全国大会4回優勝の金字塔を打ち立てる
2022年青森山田の監督を退任し、2023シーズンより町田ゼルビアの監督に就任する事が発表される
高校サッカーの監督がJクラブに
いつも批判や懐疑的な声があがるSNS時代、藤田普率いる町田ゼルビアは青森山田サッカー部監督の黒田剛を監督に抜擢
前シーズンJ2リーグ15位に終わったチームの改革を行なった
それでも、高校サッカーの監督がプロであるJリーグを率いる事には懐疑的であり批判めいた意見に溢れた
学生相手の指導者が大人のプロ選手を指導出来るのか
Jクラブの指導実積が無いのに任せられるのか
しかし黒田剛と藤田普の両者の覚悟は揺るがない
就任初年でJ2制覇、J1昇格
クラブの長い歴史を見事に変えたのだ
28年間にも及ぶ青森山田での模索と葛藤の日々は無駄ではなかった
藤田普は言う
(黒田監督に組織の中のひとつの会社の社長を任せても全く問題ない)と
インタビューを聞いても黒田監督は簡潔に答える
何が課題か、どこに問題があったのか、普遍的なものは何か・・
つまり、常にサッカーと向き合い、常に強い組織作りと向き合ってきた証だ
高校生にもサッカーの指導以前に人としての部分、日常のところから少しずつ意識改革し、少しずつ積み重ねた
そうした揺るぎない覚悟と情熱と信念が実りクラブの歴史を塗り替えた
黒田は昇格を決めた理由を
(43万人の町田市の方に後押しをして貰い、選手も誰1人として離脱する事なく戦い、クラブの歴史の中で沢山の方が尽力してくださったおかげ)だと語った
黒田監督の言葉に嘘はない
黒田剛監督の今後の更なる躍進に期待しかない。
今回は黒田剛監督にスポットを当てました
個人的には代表監督に推薦したい
代表監督の場合は後押しするのは協会とファン、スポンサーなので黒田監督が指揮をとる事に全てを注げる環境がないといけない
代表監督は非常に難しいが期待して待ちたい
今の実力ある選手達を実力ある組織と監督に任せたらどうなるかを知りたい
応援します!
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