音楽で売れるためには、脈絡がいると思う話【マーケティング編】
こんにちは。アーティストとして、ある程度人気を出す、ということを調べている時に、一つ思ったことがあるので、それについて考えてみたいなと思います。
・アーティストで売れるには、人間性か、話題性か、音楽的な新しさか、の3択しかない?
ふと、もう、ロックバンドサウンドで作られる曲って、出尽くしてないか?と思ったんですね。
なぜかというと、少し横柄な言い回しになりますが、少なくとも音楽的には、大概はどれも同じように聞こえたからです。(あるいは似た曲をすでに聞いたことがあるからです。)スリーピースバンド、フォーピースバンドなどですね。
(声質、サウンド感、などには個性的な違いはもちろんありますが、マクロで見ると似通っている気がします)
逆に言えば、それでも売れているものってそれなりに理由がある気がする、と思ったのがきっかけです。
たとえば、音楽的な新しさ(個性)を人一倍持ったKing Gnu、SNSでバズるという話題性をもったNovelbright、人間的なキャラ、あるいは容姿、カリスマ性をもった、藤井風、といった具合でしょうか。
もちろん、例えば話題性があるからキャラがない、音楽的に新しくない、などのように、これがあるから他がない、などとは一切思っていませんし、また、チームのサポートなども大変なものだったと思います。それ以外にもさまざまな理由や素晴らしい点が多々あると思います。
一つの見方としての話になりますが、ただ逆に言うと、音楽的に新しくもないし、キャラなどが社会的に支持されているわけでもない(あるいはコミュニティがあるわけではない)し、話題性にとんだわけでもない、というのは、どれだけ演奏が良くても、あまり結果には繋がらないのかもしれない、と思いました。
(社会的に支持される、というのは、例えばアカペラのコミュニティ内で評価が高い、学生サークルで人気がある、のように、すでに応援してくれる下地がある、というような意味合いです)
演奏家はどうしても、演奏の良し悪しにまずフォーカスする傾向にあると思います。当然だとは思いますが、やはりエンターテイメントとしての側面をどのように補うか、というのは大事なのでしょうか。ただし、演奏がとても音楽的であれば、ある程度は数字も見込めるのもまた、事実だとは思います。
そしてさらに加えて言えば、音楽的にも新しく、話題性に富み、キャラもいい感じに発信できていれば、売れる??ような気がします。
音楽的に新しいというのは、才能や努力。
話題性に富むかどうかは、SNS発信か、メディアとの繋がり。
キャラ発信は、ライブ配信や、話している様子、ラジオ配信、顔出し演奏など。
などでの活かし方がありそうですね。クラシック音楽家なのか、ポップス作曲家なのか、シンガーソングライターなのか。
どんな脈絡をどのように伝えるのが、私、貴方という音楽家にぴったりハマるでしょうか??
そんなことを、思いました。
もうすでにあるものをやっても、すでにそこには重鎮が居ますから、同じパイの取り合いになると思います。
もちろん、ニッチなジャンルよりも、人気あるジャンルやマーケットを狙う方がいいという側面もあるかもしれませんが、自分ならではの何か、は大事ですよね。
共感性を重視するのか、創造性を重視するのか、という考え方なども、いつか深掘りたいなと思います。
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