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「史上最悪の介護保険改定を許さない!院内集会および記者会見」感想

畑に行って大根・かぶ・レタスを抜いてきました🥬ぽんニャンです🐱

先日11月18日に行われた「史上最悪の介護保険改定を許さない!院内集会および記者会見」の感想の感想を書きました。

今日は本編の感想です(笑)

結論から言いますと「積極財政しかないだろ?」で終了なんですけどね(^◇^;)

令和6年度介護保険改定ポイントはこちら。

自己負担2割の標準化
要介護1・2の地域支援事業への移行
ケアプラン有料化
福祉用具の一部レンタルが買取へ
職員配置基準緩和(3:1→4:1へ)

これについて、様々な方が意見を述べられていた。
共通な見解としては、訪問介護が立ち行かなくなるとか、利用者の負担が増し、家族介護へ逆戻りするというもの。
利用者負担が増えたり、ケアプランが有料化になるのは正直痛い。
この25年で所得の中央値が130万円以上下がった。
消費税10%、物価高、病院の窓口負担増、年金額減。
そうした中、利用者負担が増すというのは、介護事業を利用するな、家族でなんとかしろと言ってるようなもの。

大熊さんの「連帯を忘れた私達」という発言。
富山の惣万さんの「介護の社会化」への疑問。
淑徳大学結城先生の「公的負担を増やすべきだ」という提言。

上記が秀逸でした。

また、現場からの声が生々しかった。その中でも職員配置基準緩和については、ICTやロボットなどを投入しても、ロボットが3大介護ができるわけではないし、結局は人の手が入るという主張が真っ当だった。
介護は人がするものという共通認識ができていたと思う。

はっきり言う。
介護保険制度は緊縮政策です。
地域包括ケアの「自助・共助・公助」
国は支出を何とか減らしたい。人口減などを言い訳にして。
少子化は止められないと言う、政治の役割を放棄したことまで吹聴して。
どんどん公助を減らして、地域に民間に移行してきた。
それを甘んじて受け、「チャンス」とまでとらえてきたのは誰か?
地域の時代?
介護の魅力?
そうじゃない。
「自助・共助は頑張っている。公助何してんだ」と叫ばなかったあなた方が負けなんだということ。財務省のせいにしていた方もいたけど、そうじゃない。
福祉の業界だけ見ていると見誤ります。
中小の介護事業者の淘汰が始まるのはその通り。
でも、そんなの日本中で起きてるでしょ?業種関係なく。
それは消費税増税、派遣法改正、銀行法改正など、政府が次々に行う政策によって引き起こされてるわけです。
財務省じゃない。こういう社会にしてるのは政治のせいだってことです。

登壇されていたある方は「国に文句ばかり言っても仕方がない」など言ってました。
コロナが流行り出した時は「感染対策は政府の仕事じゃない」
「アベノマスク2枚以外対案がない」そんなことも言ってました。
市民に対しても「行動制限をしないのは国民のコンセンサス。しかし、自由な行動には責任が伴う」というネオリベ発言。
政府を擁護していた方が、よく登壇できたものだと思いました。

私達の仕事は、赤字でも必要な仕事です。
そして、不況だからこそ人々の命や健康を守るために充実しなければいけない。

苦境を訴えるところまでは来た。

そこからでしょう?

今こそ「国の財政は逼迫している」という悪しき固定観念を打破する時が来た。

結城先生の言葉が後押ししてくれることを願います。

そして、れいわ新選組の政策は本当に真っ当だと実感しました。

ケアの現場にこそ積極財政❗️

追伸
赤髪の人、「ありがとう」じゃない「ありがとうございました」だろ💢

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