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抽象度とは

今回は抽象度という概念について解説していきたいと思います。

抽象度とは「抽象性の高さ」のこと
宇宙には、抽象→具体で並べられるものがあります。
例えば
生物→動物→哺乳類→犬→スヌーピー
といった感じです。

この場合、生物が一番抽象度が高く(抽象的な)、スヌーピーが一番抽象度が低い(具体的な)概念になります。
抽象度が高い概念は、それ以下の下位概念を包摂し(含み)、潜在的な情報量は増えますが、具体的な情報量は減っていきます。
抽象度が低い概念は、潜在的な情報量は減っていきますが、具体的な情報量は増えていきます。

生物は、多くの生物を含む概念ですが、具体的な情報はあまりなく、スヌーピーはスヌーピー以外のものを含むことはありませんが、具体的な情報(キャラクターであることやビーグルであること、耳の形や柄など)は増えます。

なぜ、この抽象度という概念が重要かというと、抽象度を理解できると、より俯瞰した視点で思考することができるようになるということと、より望ましいゴール設定ができるようになるからです。

ゴールを設定する際に、自分一人がお腹一杯になればよいというゴールよりも、自分の家族全員が→自分の知り合い全員が→日本の国民全員が→世界中の人全員がお腹一杯になるというように、より多くの人のためになるゴールのほうが望ましいということは、お分かりいただけると思います。
これが抽象度の高いゴールということです。

皆さんも、より抽象度の高い、利他的なゴール設定をしていきましょう。


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