自転車を人生の友とするべき3つの理由
ふと、自分が自転車を好きな理由を言語化してみました。
シンプルに「楽しい」、ただそれに尽きるのですが、誰かにもこの楽しさを知ってほしい、その一心で整理しています。
自転車の楽しみ方は人それぞれ。競技スポーツやポタリング、生活道具など様々なスタイルがあると思います。
ここでは「あなたの人生の友」として「自転車を選ぶべき理由」として大きなメリットを3つ、私の実感を交えて述べたいと思います。
自分と向き合える
解放感の中で自分を見つめなおす時間を持つのには最適です。
公園の木陰で優雅に読書、などもとても有効(そして自転車との組み合わせも最高)ですが、自分でペダルを漕ぐことでしか得られない解放感とフィードバックがあります。
漕いだ分だけ前に進む、これが自転車の良さ、楽しさだと思います。
仕事や商売では、なかなかここまでシンプルに手応えを感じることはないのではないでしょうか。
自転車という道具は、ウォーキングとはまた違う、ひと漕ぎごとにぐん、と進む喜びを与えてくれます。
同時に、自分の限界も教えてくれます。それがまた楽しい。
自分というちっぽけなエンジンでどこまで行けるのか、を楽しむための素晴らしき人類の発明品。それが自転車だと思います。
心身ともに健康になれる
心と身体のコリをほぐすための運動習慣としては最適です。
心のコリに効くマインドフルネス効果
「今ここ」に100%集中すること=マインドフルネスによって得られる効果は多く注目されていますが、自転車は自然とこれを実践するのに最適です。
何しろ、路上を走る時には周囲の環境を気にしながら走ることになります。(そうしないと事故の元、くれぐれも注意しましょう)
路面の状態、信号、周囲の車やバイク、自転車。周囲の様々な音や、風、天気など。
五感をフル活用して走る心地よさは、自然と自分をマインドフルネスな状態にしてくれます。
前述の「自分と向き合える」と重複する部分もありますが、単純に心をすっきりさせてくれるのです。
何かもやもやとした気分のときに、無心に自転車を漕いでいると、気が付けば晴れやかな気分で帰ってこれます。
体のコリに効く全身運動
もちろん、ウォーキングやスイミングなど他の運動でもいいのですが、自転車は特に、
いろんな景色を楽しめる
歩きよりも遠くへ行けるし、車よりもゆっくり景色を楽しめます。自転車は長く漕ぎ続けられる
足裏や関節への負担も少なく、長時間運動しやすいです。全身の多くの筋肉を使うことが出来る
乗り方にもよりますが、下半身だけでなく、背筋や体幹の筋肉も鍛えられます。(運動・筋トレ向きの乗り方や自転車の種類はまた改めて)
などなど、無理なく体を動かしてあげられます。
暇を持て余すことがなくなる
急に予定が空いてしまった。
何かをするには短い、あるいは長い。一人だとちょっと……などなど。
普段は忙しい毎日を送っていても、忙しい人ほど、合間にふとできた時間を持て余すことはないでしょうか。
そんな人にこそ、自転車はぜひ加えてほしい趣味の一つです。
ちょっとした余暇から長い休暇まで幅広く楽しめる
自転車は、近・中・長距離のいずれにも対応可能な、柔軟性高く楽しめる相棒です。
ちょっとした時間・近距離の楽しみ方
車やバイクでは短い距離だとちょっと物足りないかもしれませんが、自転車は短い距離・近場でも楽しめます。
歩きよりもちょっと、足を伸ばしやすい、のがポイントです。天気の良い日にプラプラするだけでも、すごくリフレッシュになります。近所の公園だったり、買い物のハシゴだったり、食べ歩きだったり。
まずは自由気ままにお散歩してみませんか。いわゆるポタリングです。半日〜1日、ちょっとした休み・中距離の楽しみ方
歩きよりも遠出できるから、ちょっとした足を伸ばして遊びに行くのもいいですよ。ミニベロでもそこそこの距離いけますし、ロードバイクなら一日でもバイク・自動車に負けないくらい遠くまで行けちゃいます。
都会を離れて自然の中に繰り出すもよし、あちこちにあるサイクリングロードに行ってみるのもよし、です。
私は半日くらいの自由時間と晴れた空があればうきうきとどこに出かけようかな~、と落ち着かなくなります。1日~数日、旅行など・長距離の楽しみ方
先にも述べたように、ロードバイクならばもう、長距離ツーリングも可能、バイクと変わらない楽しみ方出来ると思います。
ミニベロでも、根性でやれるし、あるいは自走距離にこだわらず、「輪行」(電車+自転車)という手もあります。
ロードバイクで輪行となるとさらに射程距離は無限大ですね。
でさらに距離と可能性は無限大、です。
欲を満たす要素が盛りだくさん
自転車は身体を動かしたいな、という欲求以外にも知識欲・物欲など盛りだくさんに欲求を駆り立ててくれます。
雨が降っていたり、足を痛めていたり、自転車を修理中だったり。走れないときもあることでしょう。そんなときでも、自転車にはいろんな楽しみ方があるのです。
道具沼
機材スポーツでもあるので、自転車のメンテや道具探しも、楽しいです。
よく言われる話ですが、自転車は、F1のように一線のプロが使うようなものも頑張れば手に入る、恐ろしい世界です。
いろんな大人の事情から、ツールドフランスで使われるような自転車も、一定のルールの制約のなかで創意工夫を凝らして改良が進んでいるので、現実に手が届かないほどの品にはならないんですよね。
そこまで投資せずとも、自転車周辺の道具は色々と機能的だったり工夫があったりして面白いです。
私は近頃、自分なりにいかに手軽にサイクリングに出かけるか、道具や服装の工夫やアイテム探しに夜な夜なふけっております。様々な知識や情報の沼
自転車競技にはいろんなバリエーションがあり、それを知るだけでも楽しいです。
ネットや雑誌を読み漁ったりして、妄想サイクリングするのも楽しい。
知識や工夫を楽しむことが出来るのも自転車の沼の深さだな、と感じます。
永遠に幸せになりたかったら釣りを覚えなさい、という諺を聞いたことがありますが、一生楽しく過ごしたければ、自転車を友達にするといいですよ、と言いたいです。
なによりも心身共に健康に過ごせるのが大きいですし、純粋に、楽しみ方が無限大です。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?