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アスカかぜ
2024年9月16日 22:21
大正元年(1912年)連載の夏目漱石の小説「行人」主人公兼語り手の長野二郎を含めた長野家は、東京在住である。しかし、例によって作品中に明示は全くないが、長野父(下の名不明)と、その妻である長野母(お綱)とは、名古屋・愛知県出身なのではと思えて来た。以下、それを述べる。1、名古屋弁夫婦1(1)「いきゃあ」作中、長野夫婦についてそれぞれ一か所のみ、名古屋弁と思われる口調が出