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怖い本の話

怖い本の話



あなたはどんな本を読みますか?

あなたはどんな本を読みますか?

今年になってかなりビジネス書も読みましたが、小説は月に4、5冊読みます。

昨日今日のヨガレッスンのスタジオ移動の電車の中で1冊読み終えました。

怖い、怖い本。タイトルなんと「死小説』福澤徹三著 幻冬舎発行。

短編5話が収められています。どれも人の死にまつわる話。

この作者の話は初めて読みました。

小説を読むときは、図書館の本棚をなんとなくぶらぶら歩いて背表紙を見ながら、「あっ、これ読

んでみよう」と感じる本を手に取って借りていきます。

そうしてもすぐ読みたい本はアマゾンか本屋で購入します。

どうも、手元に読む本がないと寂しいので、図書館はしょっちゅう通っています。

『死小説』は、どちらかというとおぞましい内容です。5話全て。

ですが、構成が上手いです。

少し前に読んだ『雨のなまえ』窪美澄著 光文社発行

こちらも雨の名前をタイトルにした5話短編集。こちらも日常に潜んだ不幸を描いていて怖い。

特にサラリーマンが不釣り合いの美女で結婚している話は、オチが怖い。窪美澄さんも直木賞を取

るくらい、構成も上手いし筆力もあるなあと感心しました。

ですが、この2冊、暗いし、怖い。メンタルが弱い人は読まない方がいいです。

読んだ後、切ない気持ちになります。


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